人形少女の瞳に映るものはPart4【イナイレ】〜エイリア編〜

気分ですｰ176ｰ ページ36

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円「一緒に戦ってくれるんだな？」



ア「ああ！よろしく」



瞳「歓迎するわ」



ア「感謝します。監督」



正式に、アフロディが仲間に加わりました。



ア「失礼ながら、今の雷門には、決定力が不足していますからね」




…こういう所は、変わっていない気がする。


私は少しクスッと笑ってそう思った。




豪「…言ってくれるじゃないか」



ア「君たちの強さは、こんなものでは無いはずだよ。

僕は、君達を勝利に導く手助けをしたいと思っているんだ。」





円「よーし！エイリア学園を完全にやっつけるまで、頑張るぜ！」





「「「『おー！！』」」」




塔「あれ、珍しいじゃん、Aが掛け声とかに参加するのって」




隣にいた塔子さんがそう言ってきた。




『気分です』




あと、何度こうやってみんなで笑えるかわからない。



マスターランクであるダイヤモンドダストと引き分けたことにより、

またこのチームにいられる時間が減った。




…勝ちたいけど、勝ちたくなかった。




そんなことを思った私は、最低な人かもしれませんね。




瞳「円堂君、あなたには、GKを辞めてもらうわ」




この声により



場の空気は凍りついた。




円「監督、今なんて…」



瞳「キーパーをやめろと言ったのよ」



円「そんな…っ！急にそんな事言われても」





塔「私は反対です。監督

このチームのキーパーは円堂君しかいません！」



綱「だよな…無茶苦茶だろ」




一「どういうつもりでそんなこと言うんですか？！」



壁「俺も嫌っす！」




反対の意見が多いけど…


なんとなく、瞳子姉さんの言いたいことが分かる。




瞳「勝つために、キーパーをやめて欲しいの。」



円「勝つため？」



鬼「俺も監督に賛成だ。
俺達は地上最強のサッカーチームにならなければいけない。

お前が必殺シュートの時に前に出れば、相手に得点のチャンスを与えてしまうのが、それは大きな弱点…」




確かに、円堂君というキーパーがいなくなると、相手選手に

「どうぞゴールを決めてください」と言っているようなものかもしれない。



キーパーがいないゴールなんて、何も防ぐものがないのだから。




鬼「弱点は克服しなくてはならない。

そこで初めて、俺達は完璧な地上最強のサッカーチームを名乗ることが出来る。」




完璧…か

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