演技派シード【究極の絆グリフォン】【劇場版】

円堂監督 ページ10

剣城京介side



俺達は白竜率いる「アンリミテッドシャイニング」に完敗し、ゴッドエデンへ連れていかれそうになったのだが、誰かに助けられたようだ。




今はどこかの洞窟の中にいる。




神「どういうことだ？さっきまで俺達は…アンリミテッドシャイニングと戦っていて…」



天「…そうだ！あの時…円堂監督がいた」



「「「ええ？！」」」



数人が驚いていると、洞窟の向こうから足音が聞こえてきて、姿を現したのは…円堂監督だった。



「「円堂監督！！」」



俺達は…円堂監督との再開を果たした。




だが…




狩「あれ？そういや…Aは？」



錦「…チビだからどうせどこかに埋もれてるぜよ！」



…まあ、可能性はあるが、西園は普通に居るし…。



俺達は、自分達にかけられている布団をめくったりしたが、Aの姿はない。



円「…悪いが、Aだけは…攫われてしまった。」




霧「え…？！」


神「一体なんのためにAだけ…？攫うなら、鬼道監督達を攫う時でも良かったはずなのに……」


天「確かに変なタイミングですね…」




…ああ。そういうことか。



剣「…恐らくだが、フィフスセクターはまだ…Aに利用価値があると気付いた。
だから、Aだけを攫ったんだ」




霧「…利用価値？」




剣「…これも憶測に過ぎないんですが、恐らく…もう一度Aをシードとして活動させる気かと。」




その言葉に、みんなは驚いた。



牙山…あいつなら、そういう考えをしてもおかしくない。



あっちには白竜がいるが、今はAの肩を持ってくれるとも考えにくい。




円「…大丈夫だ。Aの話は…鬼道から聞いている。きっとAは無事だ！」




円堂監督がそう言い、みんなは少し安心した様子だった。




円「…紹介するよ。風丸、吹雪、壁山、不動！」




俺達の目の前には、イナズマジャパンの選手の皆さんがいた。



円堂監督の説明によると、この人達とこの島について調査をしていたらしい。



そして、吹雪さんからこの「ゴッドエデン」の調査でわかってきたことを教えて貰った。


天「それで…それからどうするんですか？」


円「もちろん俺達は…ここで無理やり特訓をさせられている少年達を解放する！」

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