演技派シード【究極の絆グリフォン】【劇場版】

その頃あいつは ページ3

白竜side


『ホワイトゾーン！』


白「ホワイトハリケーン！」


『…ねえ、ホワイト被りしてる。』


白「…しらん。」



・


・


・


俺は、いつも起きる時間帯に自然に目が覚めた。



「玲」……いや、A。




朝から懐かしい夢を見た。




脳内で、『白竜！』と元気に声をかけてくるAの声が響いた。





…もういつからか会っていないな。





………あいつは今、雷門に監視に付いているんだっけ。




そんな時、知らせが入った。




「雷門中が、この島に来る」



ということを。





今朝見た夢が偶然なのか…それとも何かを伝えようとしているのかは全くわからない。





だが…久しぶりにAに会えると思うと、柄にもなく少し頬が緩む。




そして…剣城。少し前に、あいつは俺達フィフスセクターを裏切ったとの知らせが入った。




剣城……なんでだ。何故俺たちを…裏切ったんだ。

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