人 形 少 女 は 雪 に 溶 け る【イナアレ】第３章

１１０.番外編 ページ10

吉良ヒロトside




Twi〇terを見ていた時だった。




吉「…？なんだこれ。Aじゃねぇか」




Aの写真…おそらく、フットボールフロンティア中のものだろう。

それが、Twi〇terに上げられていた。




吉「えー…なになに？《今注目の女選手、顔面偏差値がレベチ》？」



基「何見てるんだ？ヒロト」



吉「…勝手に覗き込むなよ。」



基「Aの写真だ。Twi〇terに上げられてるのか？」




なんとなく、下に続くコメントを見る。




《これは可愛い。》

《あんま話さねぇしミステリアス感あるよな》

《腹チラ万歳》

《白雪Aって財閥の娘だし顔面偏差値えぐいしその上サッカーもできるし…なに、前世で世界でも救ったの？》




2人でそのコメントを見て苦笑いする。

あいつが可愛いのは当たり前のことだろ…←

内面も知らない奴が騒いでいるのを見て、アイツの内面をよく知っていることに優越感を感じた。




基「…？何このコメント」



タツヤの声が低くなる。
そのコメントを見た時、俺のスマホが軋んだ。



《白雪Aはえ ろい》

《隠れ巨 乳説》




基・吉「「社会のゴミだな」」


吉「…こいつら埋めるか。それとも海に沈めるか」


基「その前にその【自主規制】を潰してやろうよ。」


吉「それいいな。」





緑「2人とも何を言ってるんだ？？」





永世学園総出でそのコメント主を探して叩き潰そうとしたのはまた別のお話。





基「A、大丈夫かな？誘拐されてないかな？？」



吉「そんなことがあったら俺はその誘拐犯を生きて返せないかもしれない。」



緑「(Aのこととなったらみんな過剰反応するよなぁ…。俺も人のこと言えないけど…)」



八「お前たち甘いな。もちろん生きて返さないがその前に【自主規制】を握り潰してAに5000万回は土下座させる」




(((怖い！！！)))




瞳「貴方達、落ち着きなさい。」

１１１.番外編→←１０９.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す