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白雪Aside
野「…10分でカタをつける。」
『…じゃあ、グリッドオメガは？』
私は野坂君の隣…FWのポジション。
前半はFWで、後半はDFにまわる予定だ。
野「…それが彼らのためでもある。すぐに済ませるんだ。
…グリッドオメガ！フェーズ1！！」
私はこの日のために練習してきた、「グリッドオメガ」の発動にかかる。
この技を使いたいなんて、思わなかった。
だけどこのチームにいるなら…いさせてもらうなら、このチームのやり方に足並みをそろえる必要がある。
たちまち赤い竜巻が起こり始める。
灰「はぁぁあ！！！！野坂ぁぁあ！！！」
野「…っ！！」
『野坂君！』
野坂君は灰崎くんのラフプレイに近い体当たりで飛ばされる。
…あまり、あのような乱暴なプレイはいただけない。
『…っ。』
私が灰崎くんの方に行こうとした時、野坂君はそれを止める。
野「大丈夫。いけるよ」
野坂君はあっという間に、灰崎君のボールを奪った。
野「さっきのプレイ、ちょっと強引じゃない？灰崎君」
灰「うるせぇ！！！」
2人の激しいぶつかり合いが始まる。
だが、野坂君の方が1歩上。
そのボールを野坂君は、灰崎君に蹴った。
その衝撃で灰崎君は後ろに倒れる。
野「目には目を、だよ！灰崎君
(これで終わりだ…)
グリッドオメガ！フェーズ1！！」
…もうやるしかない。
この試合…負けられないのだから。
野「フェーズ2！！
…フェーズ3！！！」
雷門の選手はその赤い竜巻に巻き上げられる。
この高さからの落下…とうぶん動けないのは目に見える。
だが、これはそういうための技。
そしてあっという間に、王帝月ノ宮は一点を決めた。
『…まともに食らっ…た？』
野「ああ。最大レベルのグリッドオメガを受けては、試合の続行は不可能だよ」
『……。でも、これでよかったの？本当に』
野「…。」
『たしかに凄いタクティクスです。
だけど…だけどこんな…』
私は倒れる雷門選手に言葉を失う。
こうなることはわかってた。
だけど…
『…立って。お願い』
私は誰にも聞こえないような、小さな声で呟いた。
稲「…っ」
小「なんとかなったな…」
『…！！』
相当なダメージを食らったはずなのに…なんで立ち上がれるの？
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月織ひかり(プロフ) - かなりさん» ありがとうございます！野坂君ですね！候補に入れておきます...！ (2020年5月3日 11時) (
レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
かなり - 月織ひかりさん、落ち候補で私は野坂君に入れてほしいです！これからも体に気をつけて頑張って下さい！応援しています！！ (2020年5月3日 9時) (レス) id: 698341d95b (このIDを非表示/違反報告)
月織ひかり(プロフ) - 銀世界の姫騎士 レオさん» 多分夢主ちゃんも、御堂院を負かしたことをとっても嬉しく思ってると思います(笑)アレス編後半ではタツヤ達との絡みが少なかったですしね....！オリオン編でご期待ください！応援ありがとうございます！頑張ります...！ (2020年5月3日 2時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
銀世界の姫騎士 レオ(プロフ) - 体に気をつけて頑張ってください^^*応援してます！ (2020年5月3日 1時) (レス) id: 86c31a4b24 (このIDを非表示/違反報告)
銀世界の姫騎士 レオ(プロフ) - アレス編完結おめでとうございます！御堂院に向かって1番の笑顔で「残り数分の自由時間を楽しんでください」といった夢主ちゃん、とてもかっこよくてスカッとしました！笑 世界編で、夢主ちゃんとタツヤたちの関係がどう動くのか、とても楽しみです！ (2020年5月3日 1時) (レス) id: 86c31a4b24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり | 作成日時：2020年5月1日 14時
