コイハラ 2. ページ2
｢あ、涼介おはよー」
涼介「おはよ、A」
教室に入って一番最初に大貴が言うことは、
大貴「今日は寒いのに朝から国語…」
毎回これだ。数学の時も言ってた。
「大貴って国語苦手だっけ？」
知っている質問をわざとしてみる
大貴「数学よりはマシだけど…。」
「けど涼介よりはマシだよねー！だって毎日寝てるんだよ？」
涼介「ほら、先生きたよ？」
あ、話そらした
自分で言うのも変なんだけど、私は、成績が良くて学年トップ。大貴は赤点ギリギリなんだよね…。
だから、テストの前日に泣き泣き家にきて、教えてーってくる。まあ、もうなれたけどね笑。
キーンコーンカーンコーン
あ、お昼だー！
雪鈴「A、お弁当食べよ？」
この子は雪鈴。帰国子女ですごくカワイイ。
「そーだね。どこで食べる？」
雪鈴「んじゃあ、屋上！」
「うん、じゃあ屋上で食べよっか。」
屋上にいくと、いつものように慧くんがいた。
慧くんは学年が一つ上なんだよね。ま、だからと言って、先輩ってかたくるしいじゃん？
「あ、慧くんー！」
そう言った直後…
ズッデーン！
雪鈴「大丈夫？」
私はおもいっきりこけた。
「ウゥ〜…雪鈴痛かったよー！」
慧くんはこっちをみて笑った。
伊野尾「どんくさっ笑気をつけな？」
「うるさいな〜笑」
そういういつもの会話が流れた。
「じゃあ、あともうちょっと頑張りますか！」
伊野尾＆雪鈴「うん‼」
次は数学か…。大貴が壊れるなこれは。
ま、いっか。涼介に任せよう｡涼介なら出来ると信じる。←まじで無理 by涼介
放課後
「大貴、カフェ行こ！」
涼介「あ、俺も行きたい！」
「じゃあ、涼介の奢りで〜笑」
大貴「それなら行こうかな！」
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作者名：ちび x他1人 | 作成日時：2017年8月15日 12時
