210話 ページ10
「おめでとうございます。妊娠5週目です」
『え…?』
「また一週間後に来て頂けますか?
その時にお腹の赤ちゃんの心拍が今の状態のままなら母子手帳をお渡ししますね」
『…あっはい、ありがとうございました』
いきなりすぎて頭が追いつかない
妊娠?私が?
96「A…?どうだった?」
診察室からでると肩を軽く叩かれて我に返る
『…妊娠5週目だって』
「やったじゃん!!おめでとう」
『うん、ありがとう』
「どうした?なんか顔が固まってるよ
嬉しくないの?」
『…なんか実感なくて』
「…そうだね
とりあえずさ、まふくんに報告しないと」
『あ、じゃあ96ちゃんにお願いしたいことがあるんだけどいい?』
_その頃_真冬side
「ということで来年の僕の誕生日ぜひシークレットゲストとして皆にでてほしいです
まだ先の事だし皆が忙しいのも分かってるから無理にとは((そ「何言ってんだよ」
天「参加するに決まってるじゃん」
坂「そうそう!いつもお世話になってるしね!」
浦「どうせならうしさせで参加させてもらいたい」
luz「当たり前やん当然参加するよ」
そ「最高のライブにしような」
ま「はい!ほんとに皆ありがとう!!」
ほんとにいい友達をもてて幸せだ
話も一段落付いたしAにメッセージ送っておこ
luz「そらるさーん。まふがまたAとイチャつこうとしてまーす」
ま「違うよ!A最近ひどい風邪にやられたから心配で…」
そ「それなのにほっといてきたのかよ…」
ま「Aが行けって言ったんです!!
もう三日目でよくはなってきたんですけどやっぱりまだ心配で…あ、Aから返信きた」
僕のスマホを覗き込むそらるさん
そ「いつもの所でまってます
だって。ほら早く行ってこい」
そういって強制的に外へ締め出された
僕はまだ寒い中を無心で走った
Aが外に出てることでさえ驚いている
安静にしてないといけないのに何考えてんだあの猫野郎←
「はぁ…階段…きつい…」
階段を登り終わると教会の入口のところに1人の人影を感じた
僕はその人の隣にいって自分の着ていたコートを被せて座った
「急にどうしたの?風邪悪化するよ」
『あのね、風邪じゃなかったみたい』
「病院行ったの?」
『うん。
ねぇ真冬、出会った時のこと覚えてる?』
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優涼@yudu_ao_mihu@お休み中(プロフ) - とても面白かったです!ぜひぜひ、新作を(( (2020年7月2日 20時) (レス) id: 06bd58bb6a (このIDを非表示/違反報告)
リンゴノカバヤキ(プロフ) - 完結お疲れ様でした、この話大好きです (2018年6月21日 22時) (レス) id: 27b064b5c3 (このIDを非表示/違反報告)
瑠莉(プロフ) - 長い期間お疲れ様でした!本当に素敵なハッピーエンドでよかったです!!改めて完結おめでとうございます! (2018年6月20日 14時) (レス) id: 83f182eb50 (このIDを非表示/違反報告)
碧葉 - 歌い手小説の中で1番好きな作品です!ずっとドキドキでした!リアルにありそうなストーリーの進み方で読みやすかったです。他の小説でも頑張って下さい! (2018年6月16日 13時) (レス) id: 8044ae72c9 (このIDを非表示/違反報告)
まふファン(プロフ) - 完結おめでとうございます!!私は最初から見てなかったのですが、本当に感動しました!私は男性恐怖症ではないのですが、もし男性恐怖症だったらこんな風に大変なんだろうなぁと初めてよく考えることが出来ました!本当に1年間ありがとうございました! (2018年6月15日 23時) (レス) id: b58560e48f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クリーム | 作成日時:2018年3月31日 21時