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230話 ページ30

ギューッ

『真冬、苦し((ま「何かあった?」


『別に((ま「じゃあなんで泣いてるの」


『泣いてな((ま「嘘。分かるもん」


「Aこっち向いて?


誰でも1人になりたい時ってあると思う

でも泣いてるAをほっとくなんてできないよ


お願いだから1人で溜め込まないで

大丈夫。Aはもう1人じゃないよ」


『ふぇ…まふゆっ…』


「よしよし、言いたくなかったら言わなくてもいいから

今は思いっきり泣きな」


私は久しぶりに思いっきり泣いてしまった


その間ずっと背中をさすってくれていて


いつの間にか寝てしまっていた


______


音「ママー!起きてー!」

紅「起きてー!」


子供達の声がしてすぐさま起き上がった


横に置いてある時計を見ると夕方の4時をまわっていた


音「パパがお迎えに来てくれたの!」

紅「今ご飯作ってくれてるよ!」


それを聞いてすぐにリビングへ


紅「パパ、ママ起きた!」


ま「よく出来ました!じゃあ次は机の上を片付けてください!」


紅、音「はーい!!」


『真冬、ごめんね』


「家族なんだから当然だよ。謝るの禁止」


『うん、ありがとう』


紅、音「お片付け終わったー!!」


ま「よし、完成!

パパ特性ハンバーグ!!」


家族みんなでいただきますをする


そうすると魔法がかかったみたいにご飯がより美味しくなる


紅「おいしい!」


ま「ほんと?!よかった〜でもやっぱりママには勝てないなー」


そんな会話をしているとすぐにご飯も片付いていつも通り眠りについた



_次の日の朝


子供たちは今日も幼稚園


真冬も揃って皆で家を出る


幼稚園の門のところで昨日同様話しているお母さん達


避けようとしたら子供達がその集団の方へ行った


そして


紅「ママをいじめる人は許さない!!ママは僕が守る!」

音「ママをいじめないで!」


そう言ってこっちを向くと


紅・音「行ってきます!」


と言ってすぐに幼稚園の先生のところへ


「相川さん…でしたっけ?」


『あ、はい…すみませんうちの子達もが…』


そう言うと真冬も一緒に謝ってくれた


「違うのよ、こちらこそごめんなさいね


とても若いのに入園式も昨日も1人で来ていたから双子を1人で育てているのかと思って皆で困っていたら助けようって話してたのよ


でも昨日の帰り旦那さんがお迎えに来て挨拶をしてくれて…

これから仲良くしましょうね」


『…はい!!』


大好きな家族がそばに居てくれて時に助け合う


私は充分幸せ者だ

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優涼@yudu_ao_mihu@お休み中(プロフ) - とても面白かったです!ぜひぜひ、新作を(( (2020年7月2日 20時) (レス) id: 06bd58bb6a (このIDを非表示/違反報告)
リンゴノカバヤキ(プロフ) - 完結お疲れ様でした、この話大好きです (2018年6月21日 22時) (レス) id: 27b064b5c3 (このIDを非表示/違反報告)
瑠莉(プロフ) - 長い期間お疲れ様でした!本当に素敵なハッピーエンドでよかったです!!改めて完結おめでとうございます! (2018年6月20日 14時) (レス) id: 83f182eb50 (このIDを非表示/違反報告)
碧葉 - 歌い手小説の中で1番好きな作品です!ずっとドキドキでした!リアルにありそうなストーリーの進み方で読みやすかったです。他の小説でも頑張って下さい! (2018年6月16日 13時) (レス) id: 8044ae72c9 (このIDを非表示/違反報告)
まふファン(プロフ) - 完結おめでとうございます!!私は最初から見てなかったのですが、本当に感動しました!私は男性恐怖症ではないのですが、もし男性恐怖症だったらこんな風に大変なんだろうなぁと初めてよく考えることが出来ました!本当に1年間ありがとうございました! (2018年6月15日 23時) (レス) id: b58560e48f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クリーム | 作成日時:2018年3月31日 21時

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