にじゅうろく ページ27
side．松村
体育館に来たら体育をせずに
にこにこしんたろーと話してる京本。
そんな京本がかわいくて
思わずニコッと笑って手を振った。
慎｢きょも顔真っ赤！！｣
しんたろーの声が聞こえて振り向くと
しんたろーに抱きつく京本。
ずきっ。痛む心臓。
え。なに。苦しい。
心臓がえぐり取られそうなくらい痛い。
もしかしておれ、嫉妬、してる？
これが、恋なのかな？？
このまま、抱きつかれてたら
俺のメンタルしんじゃう。
だから俺は静かに近づいて
京本の後ろから
北｢なにしてんの？？｣
と話しかける。
案の定びっくりしてしゃがみこむ京本。
そんな姿も可愛い。
なんだおれ、可愛いしか言えなくなってる。
その後、京本のお父さんが有名人なのを知った。
きっと京本は親が有名人だからって
ひいきされるのが嫌だったのかなって。
よく聞いたら京本は歌うのが得意だとか。
北｢学園祭とか出ないの？？｣
純粋に京本の歌声を聞いてみたい。
そんな感情が頭を巡った。
京｢学園祭は出たことないなぁ。
俺、人前に出るの苦手だから
じゅりと、ジェシーがね、出たがってたんだけど
俺の嫌がることはやめようって言ってくれるの。｣
やっぱり2人からも愛されてんなあ。
京本はクラスメイトから姫扱いされてるもんなぁ。
いくら暑くても京本が寒いと
言えばクーラーだって消すほどだ。
慎｢でも俺もきょもの歌声聞いてみたいなぁ〜。｣
京｢でもね今年迷ってるんだよ。
だって最後じゃん？だから記念に出たいなあって。
でもいざステージに
上がると声出なくなっちゃうんだ。｣
おれは京本が出ようって
思うような魔法の言葉を知ってる。
しかも俺しか使えない。
北｢でもいつか聞きたいな。京本の歌声。｣
はい。ロックオン。
京｢…ん。考えてみる。｣
学園祭、楽しみだなぁ〜。
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☆☆☆(プロフ) - Mireiさん» コメントありがとうございます！ぜひ書かせていただきます！ (2021年1月28日 4時) (
レス) id: f7de329851 (このIDを非表示/違反報告)
☆☆☆(プロフ) - みわさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！今から番外編を連載する準備させていただきます！ (2021年1月28日 4時) (レス) id: f7de329851 (このIDを非表示/違反報告)
Mirei - 見たいです！ (2021年1月23日 21時) (レス) id: cfb509a364 (このIDを非表示/違反報告)
みわ(プロフ) - 番外編是非読みたいです (2021年1月23日 16時) (レス) id: a68b705484 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆☆☆ | 作成日時：2020年7月28日 0時
