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「ただいま」
「『おかえり』」
リビングのドアを開けて入ってきためめくん。
え？と一言だけ発してピタッと止まった。
目「なんで康二いんの」
向「ラインしたやん！見てへんの？」
康二くんがそう言えば、携帯を確認していた。
目「気付かなかった、てかなんで、家上がってんだよ」
『あ、私があげちゃった』
向「Aちゃん、優しいんよ」
目「知ってるよ」
荷物を置いて私の隣に座っためめくん。
康二くんは、カメラに向かって手を振っている。
向「めめ、いいとこ住んでんな」
目「お陰様で」
なんできたの？とめめくんが聞けば忘れてたのを思い出したかのようにはっとして物を渡していた。
物を貸し借りするくらい仲良いのか2人は。
『あ、めめくんご飯食べる？』
目「食べる」
『康二くんは？』
目「は？」
向「ええの？！」
『うん、ぜひぜひ』
嬉しそうにする康二くんとは逆になぜか不貞腐れ始めためめくん。
2人を後にしてキッチンに行き、ご飯の準備を始める。
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『はい、お待たせしました〜』
作ったのは簡単にできるボロネーゼパスタ。それと、野菜スープ。
いただきます、と手を合わせて声を揃える。
向「めっちゃうまいやん！！！」
目を輝かせる康二くん。
めめくんも隣で美味しいと言ってくれる。
そういえば、いつのまにかめめくんの機嫌治ってたな。
向「幸せやなめめも、毎日こんな美味しいご飯食べれるなんて」
目「だろ？」
『康二くんは料理するの？』
向「するする！」
携帯のアルバムから、自分で作った料理の写真を見せてくれる。全部美味しそう。
康二くんの写真を見ていると、Aちゃん、と隣から呼ばれて振り向いた。
『ん？どうしたの？』
目「ソース、付いてるよ」
親指で口の横についたソースを拭き取ってくれためめくん。
ぶわっと、顔が紅潮してくのが自分でもわかった。
『あ、ありがと』
ソース付けながら康二くんと話してたってことも、めめくんにそれを見られて終いには拭き取られたってことが恥ずかしすぎて。
前を見るとなぜか、康二くんも顔を紅くしてる。
目「ふはっ、なんでふたりともそんな顔紅くしてんの」笑
向「めめがそーゆことするからやろ！」
『めめくんのせいじゃん！』
目「いや、Aちゃんはまぁ…。なんで康二がなるんだよ』笑
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あおこ(プロフ) - 完結寂しいですが、、おめでとうございます！お疲れ様でした！おまけ的なのあれば嬉しいです！楽しみにしてます (2021年2月1日 3時) (
レス) id: 8d319b548e (このIDを非表示/違反報告)
おちゃこ(プロフ) - くまさん» ご指摘ありがとうございます！確かに目黒くんはふっかさん呼び出したね…(･･;)修正させていただきます！ (2021年1月31日 18時) (レス) id: 710d82267e (このIDを非表示/違反報告)
くま - はじめまして！とっても素敵なお話です！ですが、めめはふっかの事はふっかさんと呼んでます(^_^) (2021年1月31日 13時) (レス) id: 78b20ee244 (このIDを非表示/違反報告)
おちゃこ(プロフ) - コメントありがとうございます！ご指摘いただいた部分は修正させていただきました>_<ありがとうございます！これからも、宜しくお願いします^_^ (2021年1月26日 15時) (レス) id: 710d82267e (このIDを非表示/違反報告)
蓮翔(プロフ) - 初めまして、楽しく読んでます！でも、#16のふっかの名前が辰哉ではなく辰也になってます！あと、めめはジェシーくん呼びですよ^^* (2021年1月26日 13時) (レス) id: b240f86abe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おちゃこ
| 作成日時：2021年1月16日 17時
