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助手席によいしょ、と言いながら座る慎太郎。
後部座席にこーちと私で並んでいる。
北「�眞論茲帽澆蹐垢錙�
優「はーい、よろしく」
北斗くんの運転する車に乗るのは初めてっていうわけではない。けど、無駄に緊張してしまう。
優「明日、何すんの」
『あ、そっか、明日オフか』
慎「俺とドライブする？」
『しない』
慎「可愛くないなあ」
家でゆっくりしようと、やる事を考えていればすぐにこーちの家に到着してしまい、隣は空く。
北「慎太郎の方がここから近いよね？」
慎「あーうん」
ん、と軽く返事をして車をまた発進させた北斗くん。
…こーちの家から近いのは慎太郎の家。私の方が今の場所からは遠い。
ってことは、慎太郎を降ろした後は北斗くんとふたりっきりってこと…？
『あっ、私も慎太郎と同じとこでいいよ、！』
非常に気まずい空間を避けようとするが、「Aの家、遠くなかったっけ」という慎太郎の発言で無駄になる。
北斗くんも北斗くんで、家の近くまで送る、と責務を全うしようとする。違うんだよなぁ…。
「あっ、あそこ前行った」と、信号待ちで見えた奥の店を指さす慎太郎。気まずくならないようにか。度々後部座席の方を向いて話しかけてくれる。
しかし、そんな彼もすぐ家に到着し、今度こそ北斗くんとふたりっきりになる。
「道間違えてたら言って」
『うん』
…気まずい。運転席とその後部座席。
何度も手元にある携帯のロック画面を見てしまう。
「ねぇ、」
『は、はい』
「家まで送るの迷惑？」
ハンドルを握りながら聞いてきた。返事をするだけでも恐縮してしまうのに、そんなこと聞かれると思ってなかったから返答に困ってしまう。
『あ、いや、別に迷惑ってわけじゃないけど…』
そっ、とそっけない返事。
ついでに、バックミラー越しに目が合った。
『…信号、よく引っかかるね、』
「だな」
.
『ありがとう』
「ん、気を付けて」
お礼を言って北斗くんの車を見送る。
結局、家の前まで送ってもらってしまった。
家に入って携帯の通知を見れば、慎太郎から"どうだった？"なんてメッセージと共に"お疲れ様"と大我の音声入りスタンプが。
『一生、ドライブ行ってやんない！』
.
お気に入り、評価ありがとうございます^_^
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おちゃこ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！美紀さんも気をつけてくださいね^_^これからも、こちらの作品をよろしくお願いします！ (2021年12月7日 23時) (
レス) id: 4348ae250b (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - スノスト大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいねあと最近寒くなってきたので風邪などに気をつけてくださいね (2021年12月7日 13時) (レス) @page1 id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おちゃこ
| 作成日時：2021年12月6日 23時
