さしす組が溺愛してます

仲直り後の抱擁は ページ24

｢おいA、ごめんって。｣



｢現在家入Aは不在です。お帰りください。｣









すぐさまAが恋しくなり、謝りに来た五条とは裏腹に絶対に許すまいと五条を1歩も部屋に居れないA。









｢なあA。いいのか？この前のお詫びに期間限定コンビニ高級スイーツ買ってきたんだけど。｣




｢う…。｣









五条悟並の甘党の持ち主のAは、゛期間限定゛゛高級スイーツ゛という言葉にぴくりと肩を揺らす。



もちろん、コンビニという言葉は聞こえていない。









｢ごめんな、言い過ぎたよ。A。｣




｢もっと謝って。土下座。｣




｢はあ？五条悟様になんてことさせんだよ。｣




｢じゃなきゃ許さない。｣




｢はぁ。｣









ため息をついてみたが、それでも振り返らないAに土下座をする五条。









｢誠に申し訳ありませんでした。｣



｢おっ、いい写真ゲット〜。｣



｢おい硝子！マジでふざけんなよすぐ消せ！｣









土下座をしている所を写真に取られた五条は、家入につっかかっている。



Aはと言うと、そっと五条の手からスイーツを取った。









「おい、勝手に出すなよ」



｢…バレた、｣









すぐさま近くによってきた五条に小突かれたAは、五条を後ろから抱きしめる。









｢大っ嫌いって言ってごめんね。悟のこと、大好きだよ。だから私の事も好きでいて。｣









はぁ〜〜〜と頭を抱えた五条は、思いっきりAを抱きしめた。

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