日本語理解できますか? ページ10
「虎杖A。お前の記憶が戻るまで、術式は教えてやらん。」
「は?知ってる自分の術式くらい。」
「間違えるな。
コイツは何を言っているのか。
ムカつくコイツの発言に思わず頭にハテナを浮かべる。
「早く思い出せ。」
近寄ってきた宿儺に反射が追いつかず、もろに斬撃を食らう。
こいつ、メンヘラなのか。宿儺が人間だったら絶対私包丁とかで刺殺されてんだろうな。
「五条悟はともかくだ。虎杖Aが何故そこまでの呪力を身体に止められるのか。知りたくはないか?」
「いや知りたくないです。」
「ククッ。教えてやらんこともない。「だから別にいいです」黙って話を聞け。」
聞かなくていいって言ってるんだから話さなくていいじゃんか。
鼻をつままれた私は息が出来ずに口呼吸をする。魚みたいで恥ずかしいのですが。
「俺の呪いの副作用。と言えばいいか。まあお前は、一生俺から逃げられんのだ。」
「なにそれ怖っ。私宿儺に呪われてるわけ?被呪害者ってこと?あー、無理無理。呪術師やめよ。」
とてつもなく気持ちの悪いことを言い出した宿儺の腕を突っぱねあー、気持ち悪い。とため息を着く。
「そう拗ねるな。ちといじめすぎたか?」
「ちとどころじゃないわ。全身傷だらけなんですけど。」
「活きがいい小娘だな。少なくとも
私たち会話成立してなくね?それより何よりこいつ日本語理解してんの?全然私の意図とは違う回答帰ってくんだけど…。
宿儺から距離を取りいつ帰れるのかなあ。と体育座りをするとすぐに近づく宿儺。
「小娘。俺はもう待ち飽きたぞ。」
「だから、さっきから何言って…。」
そう言った宿儺は私の背中を包み込む。
その瞬間、ブワッと眠気に襲われ、ゆっくりと睡魔に溺れた。
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作者名:夜行性 | 作成日時:2021年1月4日 19時