MAFIA

指輪 ページ48

NOside




シ「今日で3年だな…」





シルクは花を持ち立ってるところは
Aのお墓





シ「メンバーにもついてこいって言ってるけど
毎年1人だな(笑)」





花を置き
手を合わせた





シルクの左薬指には指輪をしていた






シ「お前の荷物整理の時に見つけたんだよ
プレゼントないとか言ってたくせに
サイズピッタリだったぜ(笑)」






シ「本当に3年間で色んなことがあったよ
俺が事務所の理事になったりとか…」






シ「Aがもし生きていたら
今ごろ俺はプロポーズしているよ」





シルクは涙を流していた





シ「ここでも言うか！」





シルクは片足を膝立ちにして
こう言った





シ「俺と来世で結婚してください」





返答はないがシルクは満足したように笑い





立ち上がった





シ「あの時のキスは忘れないからな…」





シルクはお墓に手を置き






シ「愛してる…」






そう言ってその場を後にした





帰り道





今からAのところへ向かうメンバーがいた






モ「俺達は今から行くから
シルクここで待っててー」





シ「ここで！？Aのところじゃダメなのか！？」






ペ「ふふっ(笑)嘘だよまた行こうよ」






シ「Aに何もしないように監視してやる」






ダ「おぉ…怖いやつだ」





ザ「そんなこと言ったら
Aに来世会えなくなるかもよ」





シ「うるせぇよ(笑)」





ン「全員おばけタラコから逃げろ！！」





シ「はぁー！？誰がおばけタラコだぁ！？」





みんなは笑いながらシルクから逃げていた






"シルク…私も愛してる…"





シルクはその声が聞こえ足を止めた






シルクはニヤッと笑い
みんなを追いかけて行った






―――END――――

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