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光とクリスマスｰレトルトｰ ページ8
『レトさん今日はやっぱり人が多いね』そういい私は振り返る。
『って、あれ？』
そこにはレトさんの姿はなかった。
(もしかして、はぐれた？)
馬鹿だ私は、ちゃんとレトさんがついてきているか確認しないで先々歩いちゃって。
私はよく周りが見えなくなる。
これは、昔からの私の悪い癖。
って、こんなこと考えてる場合じゃない、とりあえず電話しないと。
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[おかけになった電話番号は電源が切れているか、電波が届かないところにあるかお繋できません]
嘘なんで、繋がらないの？
どうしよう。レトさんも私を探しているはず、何か目印になるものがあれば…。
そうだ。私たち大きなクリスマスツリーを目指していたんだよね。
そこにレトさんも向かっているかもしれない。
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作者名：きりあ | 作成日時：2019年12月24日 12時
