Episode02 ページ3
「「ありがとうございましたー！！！」」
そんな、店員さんの明るい声を背に私は店を後にする。
これから、どうしよう…。
仕事と同時に帰る家も失ってしまった。
私は千鳥足で行く宛もなくふらふらと歩く。
ﾄﾝﾄﾝ
すると、突然私の肩に誰かの手が触れた。
反射的に後ろを振り返る。
『…あ』
後ろにはさっきの男性が笑顔で立っていた。
なんで、ついてきてるの…？
気にかけてくれるのはうれいしけどここまでだと流石に怖い…。
男「ふらふらしてるけど大丈夫？
1人で帰るの危ないんじゃない」
『本当に大丈夫です。1人で帰れます』
まあ、帰る家なんてないんだけど…。
…せっかく上京してきたのに。
なんで、こんなことに…。
男「近くにホテルあるからさ、一緒に泊まってこうよ！危なっかしくて、ほっとけないよ君のこと」
『いえ、1人で帰れるので大丈夫です』
そういい私は歩くスピードを早めた。
男「待てよ！」
それでも、ついてくる男性が怖くなり私は荷物が沢山入ったキャリーケースを引きながら走り出した。
が…酔っているせいか思うように走れなく呆気なく腕を掴まれてしまう。
男「おい！逃げんなよ！
俺と一緒にこいつってんだろ！」
さっきとは一変して男性はかなり怒っている様子だ。
『嫌ですッ…！！離してください！』
振り払おうとしても到底勝てるわけない。
次第に、また涙が滲み出す。
？「おい！彼女嫌がってんだろ！
手ぇ離せよ！」
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きりあ(プロフ) - コメントありがとうございます！！ゆっくり更新頑張りますね！ (2019年8月4日 14時) (
レス) id: 974da6ea62 (このIDを非表示/違反報告)
ココア - すこでしたね…続きが楽しみです！ゆっくり更新頑張ってください！！ (2019年8月4日 11時) (レス) id: b9841a7a9b (このIDを非表示/違反報告)
きりあ(プロフ) - コメントありがとうございます！頑張って更新しますのでこの作品を引き続きよろしくお願いします！！！ (2019年7月30日 23時) (レス) id: 974da6ea62 (このIDを非表示/違反報告)
Eva - 続きが気になります^^* (2019年7月30日 23時) (レス) id: a1f2b3bb01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりあ | 作成日時：2019年7月19日 18時
