case2-10 ページ38
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柊「言ったよな？
次なんかやったらペナルティだって
…君たちの上には、爆弾がある」
黒板の前に立たさされ
先生は逆に真ん中の席へと座った。
上…
その言葉にみんなが声を上げて逃げようとするけど
柊「動くな！！」
そう怒鳴られて、動くに動けない。
そんな私たちを見て
先生は今度こそ腕につけたリモコンに手をかざす。
「やめてよぶっきー！！」
「ちょっと待って！私たち関係ない！！」
「本当だよやったの男子ですよ！？」
「俺だって関係ない！」
「人のせいにすんじゃねぇよ！！」
そんな先生に、みんなが口々に言葉を発するけど
これはどう考えても責任のなすりつけ
さくらの時と一緒。
柊「お前ら聞け！！おい！！」
____ガターンッ！！
それを見て、
先生は机を黒板の前に向かって投げた。
それでやっとみんなの声が止まって
先生に注目した。
柊「これは、連帯責任だ」
…は？
じゃあ、みんなで死ねってこと？
柊「さ、死んでもらおうか」
いや、ちょっと待ってよ
甲斐「どうせハッタリだろ！！」
みんなが叫ぶ中、甲斐がそう声を上げた。
甲斐「分かってんだよ、お前は誰も殺さない
いや、殺せない。
中尾だって生きてんだろ？
今の爆発だって、わざと誰もいない所を狙った
…お前は俺たちを殺せない」
…確かに、
怪我する場所には誰もいなかったけど…
柊「…だったら試してみるか？
お前がそこから一歩でも動いたら、ボタンを押す」
…甲斐
やめて。
先生の言葉に悔しそうな、でも怒ってて
そんな顔の甲斐が、
みんなに動かないように止められて
甲斐「上等だ…」
唯月「名乗り出ればいんでしょ！？」
そんな甲斐が
一歩踏み出そうとした時
唯月がそう言って甲斐前に出た。
唯月「言ったよね…
澪奈のフェイク動画の投稿者が名乗り出れば、
今日は死人は出ないって。
てことは、そいつがやったって自白すれば私たちは助かるってことだよね？」
…そうだけど
柊「そうなるね」
唯月「…分かってんでしょ！！
みんなが助かるにはあんたが名乗り出るしかないんだよ！！」
ゆっくり頷いた先生を見て、
唯月がそう声を上げた。
それに続いてまたみんな口々に言い始める
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まかろんてゃん(プロフ) - あ！最初の方です！物語の…！ (2021年10月17日 23時) (
レス) @page14 id: e15809b402 (このIDを非表示/違反報告)
まかろんてゃん(プロフ) - 影山じゃなくて景山ですよ〜！作品が面白くて一気読みしちゃってます笑！応援してます！ (2021年10月17日 23時) (レス) @page9 id: e15809b402 (このIDを非表示/違反報告)
あおいそら(プロフ) - こーら。さん» そんな多かったでしょうか、すいません、実は岩倉と思っていた時期もあって間違ってたのかもしれないです。 (2019年3月4日 10時) (レス) id: 148be5f7db (このIDを非表示/違反報告)
こーら。 - 石倉と里見の誤字多くないですかね？大変なのは承知の上で言いますが、アップする前に一度確認した方がいいと思います。外部から口出し申しわけありません。 (2019年3月2日 22時) (レス) id: e9d1c54d2f (このIDを非表示/違反報告)
観月 - 楽しく読ませて頂いてます(*´▽`*)オチは甲斐くんがいいです… (2019年2月27日 21時) (レス) id: af24ff4f29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおいそら
| 作成日時：2015年9月24日 16時
