エピソードオブユー《ハイキュー》 (ページ45)

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ーエピソード44 パンツー

your side.*･ﾟ

_______________月曜日放課後

清水｢ここのロッカー好きなように使っていいからね｣

女子更衣室に初めて入る
日向くん達は男子が使っている部室の方へ

『男子バレー部の部室ってどんな感じなんですか？』

まだ見た事も無い部室が気になり着替えながら
潔子先輩に尋ねると、The 男で入らない方がいい
とまで言われる

まあ確かに田中先輩がいるんだもの…

2人でクスクスと笑い合う

清水｢あ、そうだ。明日持っていく救急箱の
確認と補充しなきゃいけないから、
部室に取りに行ってもらってもいい？
次いでに見てきたらいいよ｣

『分かりました！楽しみです』

行ってきますといい、更衣室を出て、部室へ向かう

部室の建物が見えてくると丁度、階段近くに
日向くんが見える

『日向くーん！………て、え？大丈夫？？』

｢あ、A…｣

走って近くと日向くんは私に気づき顔を向ける
その顔は蒼白で、今にも倒れてしまいそうなほど…

田中｢日向ーーーー！！！｣

突然上から声が聞こえ目を向けると
何故か下、パンツ1枚の田中先輩が叫んで出てくる

『えっパンツ！？？』

田中｢下それ！俺のジャージだよ！
って、ゲッッ！A！！｣

日向くんに叫ぶと私に気づき、下を手で隠そうとする
私も見ないように顔を背け、日向くんのジャージを
見ると

日向｢あ。｣

ダボダボのジャージがゆるりと脱げ
日向くんのパンツまで見える

『あああっ…！ご、ごごごめんなさい…！』

なんで二連続で男の子のパンツを見なきゃ
いけないんだ…。なにか罪悪感を感じた逃げるように
階段を駆け登り、部室にバタンと入り、ドアにもたれ
一呼吸おくと、部室にはまだ人が沢山いた…

菅原｢、、、え！？Aちゃん？！
どうしたのいきなり｣

『田中先輩…と日向くんが…その…パンツが…』

パンツを見てしまったなんて率直に言うのは
恥ずかしすぎて、口ごもっていると、

月島｢あ～さっき田中さんパンツ一枚で
走って、日向くん追いかけていきましたもんね～
で、見たんだ？しかも2人っ痴女だね～｣

さらに月島くんが追い討ちをかけてくる

『ち、違うもん！2人が勝手に…！』

月島｢で、田中さんの何色だった？｣

『……ピンク』

｢｢｢しっかり見てやがるっっ！！｣｣｣

私は、何もしてないのに…痴女扱いなんて…
落ち込んでいると澤村先輩が、まあまあと宥め

そろそろ行くぞーと外へ出ていく