エピソードオブユー《ハイキュー》 (ページ4)

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ーエピソード3 烏野高校ー

No side.*･ﾟ

大きな校舎にひらひらと桜が舞う

《宮城県立烏野高等学校》

今日は入学式

多くの者は新しい花の高校生活に胸を躍らせ
ピンクの桜が咲いている校門をくぐっていく

そして人だかりがあるところでは
新しいクラス表を見ている

「やったー一緒！」

「うわ！俺2組だ、、離れたー…」

と、新しいクラスに喜びの声をあげる者
悲痛の声を上げる者で騒がしい

『やった～！れな一緒だよ4組！』

れな「本当に？！嬉しい安心した、Aがいて」

人だかりの中でも特に目立つ2人
それはとてつもなく輝いて見えた
2人は同じクラスで嬉しくて手を取り合い
ぴょんぴょんと跳ねている

「うわっっ…みろあれちょー可愛いんだけど」

「ねえあの子たち可愛いー！
ベージュの子髪の毛フワフワ、白い細い
羨ましい～～……」

「隣のれなちゃん？っていうのかな、
スタイルよすぎて、モデルさんみたいレベチ…」

「わ、俺も4組だだわ、やべぇ…嬉しい。」

周りの子達はほわわかな2人をみて癒されていた

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your side.*･ﾟ

クラス発表も無事見終わり
中学の頃仲の良かった、れなとも同じで
ほっとし、教室へ向かおうと振り返った時だった。

ドンッっ！！！

「おわっっ！！！」

『きゃっ、、！』

おでこに軽い衝撃をうけた反動で後ろによろめいて
しまった。

ー後ろに倒れるっっ

「…っあっぶな！」

そう思ったがいくらたっても地面への衝撃が来ない
そして肩には暖かい誰かの手の感触
恐る恐る顔を上げてみると

金髪でメガネをかけた高身長の男の子が
目を見開いて、支えてくれていた
咄嗟の出来事に無意識に反応してしまったのだろう

『…ぇ、あ！あ、すみません！』

？「ツッキー大丈夫？！」

金髪メガネくんの後ろにいた緑の髪の男の子が
ツッキーというあだ名を呼び駆け寄った
私は焦りすぐさま彼から離れる

れなも私の顔を覗き込んで

れな「ちょっと大丈夫？！」

『、、全然私は平気！あのありがとうございました
あ、、怪我はないですか？？』

彼が支えてくれたお陰で怪我も痛みも何も無かった
急いで頭を下げお礼をいうと

「や、別に。それに僕のことよりそっち」

金髪くんは顎でクイッと私の後ろの方へ向ける

『え？』

何かと思い後ろへ振り返る
そこにはオレンジの髪をした男の子が
尻もちを付いていた