べたべた ページ5
午後6時半。まふまふ、奮闘中です。
「飯いらねーからベッド」
そう、
このくそへんたいジジィに…！！(同級生です)
折角、Aがいるから彼の好きなクリームシチューでも作ろうかと思ったのに、
さっきからずっとこんな調子で1秒たりとも離れてくれない。
「Aどいて、料理出来ない」
「俺と人参どっちが大切なんだよ」
「そんなの比べることじゃないでしょ。…怒るよ？」
「……あっそう。俺はこんなに疲れてるってのに真冬くんはどうでもいいんだな。疲れが取れないまま仕事行けって言うんだな」
明らかに拗ねましたよと、頬を膨らませる。
疲れてるならさっさと食べて寝ればいいのに…。
いや、別にしたくないとかそんなんじゃなくて、、
＿＿あぁでもだからってしたいってわけでもなくて！！
〜〜っ、くっそ、この顔面国宝！！
「飯できても置いてていいから、何があってもダンス＿＿」
「っあ、A待って！」
不機嫌そうに眉をひそめるAの、
服の裾をクイッと引っ張って唇を押し付ける。
「……。ま、ふ…ちゃん？」
「別にAが嫌なわけじゃないし、ただ…その……」
“いつもより甘すぎて心臓がもたない”
なんて口が裂けても言えるはずがなくて、
僕はなかったことにしようと再度野菜に包丁を通していく。
「ふふふふふ」
「な、なに気持ち悪い…」
「ごめーんね。最近忙しくて会えない日もあったからさ。
やっぱまふちゃんが1番だわ」
「…じゃなきゃ困る」
「ｽｩ …尊死」
「 え ？ 」
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ちよひめ(プロフ) - 需要あります！次の作品も待ってます。本当におもしろかったです。 (2022年8月22日 10時) (
レス) @page50 id: 7bd8410718 (このIDを非表示/違反報告)
ルム - 最高です 神作品です何回も読んでしまいます！！！更新じゃんじゃんしてください！！！神作品でもう出会えて嬉しすぎます！更新待ってます！！！ (2022年5月30日 15時) (レス) @page35 id: cfcfb7c0ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楽流 | 作成日時：2021年12月24日 9時
