701話 ページ26
マントを脱ぎ捨てたサボ。見慣れたはずのこの姿を見るのも、2年も経てば･･･何だか懐かしく感じる。
ｻﾎﾞ「どうやらおれの出る幕じゃなさそうだ。後は任せたぜ、ルフィ･･･それにAもな」
貴「えぇ、任せて｣
サボもDブロックで出場するつもりだったらしい。エースの実を誰にも渡したくないのは、ルフィも私達も同じ気持ちだ。
ﾊﾞﾙﾄ「ふっ、ふっ、ふっ、副船長!!?｣
｢あぁ？てめぇ、何を言ってる？」
あれはバルトロメオ、この声は･･･ゾロ。そっか、ルフィがいるから麦わらの一味も来てるわよね。
ﾊﾞﾙﾄ「ゾ、ゾ、ゾロ先輩だべ！ルフィ先輩の右腕の！」
｢お主、バレバレのようだぞ｣
ｿﾞﾛ「これだけは言っておく、おれはゾロじゃねェ！｣
ﾊﾞﾙﾄ「隠さなくてもいいべ！ルフィ先輩がルーシーって名乗ってコロシアムで戦ってることも知ってるべ｣
ｿﾞﾛ「お前なんでルフィの正体も、おれの名も知ってんだ？」
ﾊﾞﾙﾄ「お、おっ、おれぇ･･･ずるおっとでパンでったらっ〜！｣
涙が止まらないバルトロメオは後半めちゃくちゃだが、おそらくルフィ達のファンなんだろう。
めちゃくちゃだけど、ゾロと話せて嬉しいのは伝わってくる。現に感動の涙が止まってない。
ﾊﾞﾙﾄ「ルフィ先輩、捜してくっから！
ほいたら、サイン1枚くんろ！！」
ｿﾞﾛ「捜してくれるんだな、頼む！」
しばらくして、バルトロメオはちゃんと仕事を務めたようだ。
当の本人は途中で力尽きて倒れているが。
だいぶ無駄な話が多いが、要件はここが海軍に囲まれてると言うこと。ルフィはサラッと流してるけど･･･。
海兵の気配はしていた。中にいる海賊共を一網打尽にするつもりだろう、出てこないということも知らずに。
ｻﾎﾞ「A」
貴「えぇ、私はそろそろ準備に････」
次の瞬間、爆発に近い音が響くとサボと顔を見合せた。
一度ではなく何度も続く音は段々と近づいてくる。
目の前の建物は次々に崩れていく、只事ではなさそうだ。
貴「あの崩れ方は･･･ドフラミンゴ、まさかここにッ」
一際大きな音が響けば、砂埃が周囲に立ち込める。段々と砂埃がはれるとコロシアムの外にはドフラミンゴとローの姿。
貴「何故、グリーンビットにいるはずの2人が･･･っ」
ﾄﾞﾌﾗ「･･･図に乗りすぎだ」
何発も聞こえる銃声、只事ではない様子に顔をしかめた。
貴「!?ロー･･･ッ」
ﾙﾌｨ「トラ男ーッ！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 325人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なち(プロフ) - 初コメント失礼します!!面白すぎて一気に全部読んでしまいました！！ほんっとうに大好きです、これからも応援してます♡ (8月23日 20時) (
レス) id: 7381d59940 (このIDを非表示/違反報告)
白花(プロフ) - マロンさん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます！これも温かく読んでくださる皆様のおかげです。こんなに長いお話を全部見て頂けただけでとても嬉しいです。本当にありがとうございます😊 (2024年1月17日 21時) (レス) id: f936ecd47d (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 全部見ました！本当に最高です！！あまり長編な話は途中でやめたりするのですがこの作品は続きが読みたくなるほど大好きです！続き待ってます (2024年1月16日 16時) (レス) @page23 id: 0081e4079b (このIDを非表示/違反報告)
白花(プロフ) - りささん» いつも読んでくださってありがとうございます！かなり長く根気が必要だったと思います。中々更新が進まない中、待って下さり嬉しいです！コメント励みになります😊 (2024年1月8日 19時) (レス) id: f936ecd47d (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - いつも、楽しく読ませていただいています。今日は、更新していただく話も多くとても嬉しいです！大変だと思いますが、更新頑張ってください☺︎ (2024年1月8日 14時) (レス) id: c3803cae5d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
