687話 ページ12
ロー『冗談とでも言いてェが・・・ソイツといる事が何よりの証拠だな。A屋、ファミリーに入ったなッ』
ルフィ『Aが海賊!?なに言ってんだ、Aは革命軍つうよくわかんねーけど、色んな奴にケンカ売ってんだ!』
気の抜けそうになる説明、思わずツッコミたくなる。
まず、そこからか・・・。
以前 革命軍のことは教えたつもりだったけど・・・私、そういう風に解釈されたのか。
貴「それは、もう2年前の話。今のボスはドフラミンゴなの、悪いけどあなた達の味方はしてあげられないわ」
ロー『正気か、何故その男につく・・・!!』
ロシーのこともある、全てを知っている私がドフラミンゴにつくことに疑問を持つだろう。
でも、あなたなら・・・潜入っていう二文字が頭に浮かぶはず。だって、ロシーもそうだったから。
貴「ドフラミンゴはね・・・私を政府から隠し、護ってくれる。その力がある。ただそれだけよ」
ドフラ「随分と寂しい言い方をするじゃねェか。イイ関係を築いてる気でいたんだがな、おれのパートナーとして。フッフッフ」
サンジ『Aさんが!?っ、まさか・・・そんな関係に』
貴「・・・・・」
''ビジネス''パートナー・・・ね。私の嫌がる事をよくわかってる。イジワルな言い方をしてくれるよ。
ウソップ『バカ!ショックを受けてる場合じゃ、あ!おいナミ・・・何をッ』
受話器をとられたのか小さく声が聞こえてくる。
ナミ『ねえA、嘘よね。ルフィは弟よ、あなたの大好きなね。それなのにどうしてっ?』
貴「だからよ。私が生きてること自体が爆弾、あなた達のような一海賊団に何かできる?私の敵は世界政府なの」
一呼吸置いて潮時だと、小さく息を吸った。
貴「私の話はおしまいね。革命軍として政府にケンカを売ったのは私自身、あなた達に関係のない話──・・・・」
ルフィ『──うるせェーッ!!』
向こうから届く大きな声に方目を閉じて、一瞬 受話器を遠ざけると眉をひそめた。
ルフィ『AにはAの冒険がある、だからAがいいならおれは何も言わねェ!!だけどなッ』
貴「ルフィ・・・」
ルフィ『嫌ならおれのとこに来い!!
誰が敵だろうと、おれ達が護ってやる・・・ッ!』
ルフィの言葉に胸がしめつけられる。
ゴメンね、あなたを利用することを・・・許して。
ドフラ「A」
貴「・・・えぇ。──ルフィ、私達が敵なのは変わらない。だけど、待ってるから。・・・私を奪って」

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なち(プロフ) - 初コメント失礼します!!面白すぎて一気に全部読んでしまいました!!ほんっとうに大好きです、これからも応援してます♡ (8月23日 20時) (レス) id: 7381d59940 (このIDを非表示/違反報告)
白花(プロフ) - マロンさん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます!これも温かく読んでくださる皆様のおかげです。こんなに長いお話を全部見て頂けただけでとても嬉しいです。本当にありがとうございます😊 (2024年1月17日 21時) (レス) id: f936ecd47d (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 全部見ました!本当に最高です!!あまり長編な話は途中でやめたりするのですがこの作品は続きが読みたくなるほど大好きです!続き待ってます (2024年1月16日 16時) (レス) @page23 id: 0081e4079b (このIDを非表示/違反報告)
白花(プロフ) - りささん» いつも読んでくださってありがとうございます!かなり長く根気が必要だったと思います。中々更新が進まない中、待って下さり嬉しいです!コメント励みになります😊 (2024年1月8日 19時) (レス) id: f936ecd47d (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - いつも、楽しく読ませていただいています。今日は、更新していただく話も多くとても嬉しいです!大変だと思いますが、更新頑張ってください☺︎ (2024年1月8日 14時) (レス) id: c3803cae5d (このIDを非表示/違反報告)
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