【BTS】万能足りて言葉足らず。【防弾少年団】

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少女はなんでも出来た。

運動も、勉強も、作詞作曲、ダンス、歌に、ラップに、ミックス、マスタリング。

アイドルに必要なことはなんでも。

でも彼女には足りなかった。

言葉が。

これは物語の一節であるが、

JK「わあ、僕ッあなたのファンなんですッ」

「ありがとう(ﾆｺｯ」

JK「ｰｰｰｰｯ！」

そう。普通の会話。

だけど彼女視点から見てみればよく分かる。

JK「わあ、僕ッあなたのファンなんですッ」

「(っうっわ！！！！あの世界のアイドルBTS様！！！！私ファンだよ！！！！この間のライブ配信観ながら部屋真っ暗にしてアミボム振り回しました。本当に！いやあ！イケメンだ！同じ人間として嬉しいけど情けない気持ちになる！！！！あああああ！！！！神様！！！私をこんなイケメンと出会わせてくれて本当に)ありがとう(ﾆｺｯ」

…そう。これが彼女の本当の姿。

これは全て彼女は口に出して言っていると、思っているのだ。

万能足りて言葉足らず。そんな彼女のお話。執筆状態：連載中