Story 3 ページ4
次の日の朝
今日は寒いけれどいい天気だったので図書館に行くことにした
家にいてもやることないしね
そう思って借りたかった本を探す
わたしの大好きな”シェークスピア“のお話だ
けど、何故かまた1番上の棚にある
なんとかして背伸びをするがわたしの背では到底届きそうにない..
なので少し離れたところにいた背の高い司書さんに頼もうとしたとき
「....ん」
誰かがわたしが借りたかった本を取ってくれた
前も本屋さんで助けてもらったばかりなのに
「ありがとうございます！」
お礼を言って上を向いたとき
そこにいたのはあのときの男の人だった
「あ....前にも助けていただきましたよね？」
「ああ...届かない時は誰かに頼めよ」
「はい。助かりました」
そう言って立ち去ろうとした時
「おい！図書カード忘れてるぞ」
一応ポケットの中を確認する
「すみません！」
「お前ってトロいのな。立花彩さん」
そう言ってクスッと笑う
クールな人が笑うとなんか..カッコいい
いやいやダメでしょ！彼氏がいるのに....
「あ、でも名前....なんで？」
「図書カードに名前書いてあるから」
そしてまたクスクス笑う
あ....そうじゃん
なんてバカなんだろうわたしは
「あの、お名前お聞きしてもいいですか？」
助けてもらったんだから名前くらいは覚えとかないとね
「上杉和典。開成高校の1年」
開成....って超がつくほどの名門校じゃん
「わたしは浜田高校の1年です。」
「同級生なら敬語とかいいから、」
「うん。」
これが私たちのはじまり、
けれど....最悪な日が近づいていることをわたしはまだ気づいてもいなかった
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寧々奈(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡大変嬉しいです！これからも頑張ります！！ (2019年5月9日 18時) (
レス) id: 6027487ef3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 超！面白いです！がんばってくださいね！ (2019年5月8日 23時) (レス) id: cbcf733df5 (このIDを非表示/違反報告)
寧々奈(プロフ) - マリーさん» 嬉しいです！！ありがとうございます！(^^) (2019年5月8日 19時) (レス) id: 6027487ef3 (このIDを非表示/違反報告)
寧々奈(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます！ (2019年5月8日 19時) (レス) id: 6027487ef3 (このIDを非表示/違反報告)
マリー - すごく面白いです！ 更新頑張ってください！ (2019年5月8日 1時) (レス) id: 9b8d10b961 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寧々奈 | 作成日時：2019年4月10日 19時
