癒したい、癒されたい【KS】 (ページ10)

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提案ページ10

昨日の一件でできなかった予習をニナに教えてもらって、なんとか一日乗り越えた、、、
なんかすごい神経使って疲れた、、、

だんだん、こんなに疲れたのにこのまま秘密を守っておくだけなのも悔しくなってきた私
気付いたら今度は私からギョンスくんのところへ向かってた

「あのさ、」

「何？」

「やっぱり、あのこと言わない代わりに、私のお願い聞いて！お願い１０個聞いて！１０個聞いてくれたらずっと誰にも言わない」

またさっき私を呼びにきた時と同じように難しい顔をしてしばらく何かを考えた後、

「わかった。僕にできることなら」

「本当に？じゃ契約成立ね！！！」

よっしゃーー！と心の中で叫んで、慌てて一つ目のお願いを考える。
ギョンスくんは、お願いって何？って言いたげなきょとん顔で私のこと見上げてた。
ちょっと可愛いと思ってしまった私。あーいけない、いけない。

「あ、じゃ、じゃあ、テスト勉強手伝って欲しい！」

どうだ！我ながらなかなか賢いチョイスだぜ

「いいよ」

え、良いの？ラッキー
今度はあっさりオッケーしてくれた、さすが学年トップは違うなあ