癒したい、癒されたい【KS】 (ページ15)

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テスト前日！ページ15

《ギョンスくんに勉強を教わり始めて１０日目》
《テストまであと１日》

とうとう、ギョンスくんと勉強するのも、最後になってしまった。

ギョンスくん、本当に教え方が上手いみたいで、私も今回は本当に成績を上げられそうな自信がついてきてる。

口止め料としては、すでにありがたすぎるような気もしてきてる。まだあと９個もお願い残ってるけど＾＾

　
　
と、いうわけで、、、

　
　
　
　
　
「じゃじゃーーん！！！」

「どうしたの」

「お弁当作ってきちゃった！２人分！勉強教えてくれたお礼」

「・・・」

「これでも、いつも遅くまでちゃんと教えてくれて本当にありがたいなって思ってたからさ！正直そんなに得意じゃないから、口に合うかわからないけど、、前夜祭ってことで、ね？一緒に食べよ？だめ？」

「じゃあ、有り難く頂きます。」

　
ほんとのところを言うと、もちろん有難い気持ちが一番なんだけど、ギョンスくん、一人だっていうのは一応知ってたから、、

なんだか、居たたまれなくて。

　
先生とああいうことしたり、いろんな女の子と遊んだりするのも、きっとギョンスくんの心が寂しがってるのかもなあって、勝手にそう思ったんだ

だから、ギョンスくんのそういう姿を知っている私が、彼を癒してあげたい、そう思うようになってた