☆ ページ3
犀「それではご案内します」
竜「あ･･･はい･･･」
〈お礼も何も言えなかったけどもしかして俺たちあんまり歓迎されてないのかな〉
虎「もじゃもじゃ…」
竜「こらっ」
犀「竜一様 虎太郎様
お車はお出しできませんので どうぞ」
竜「えぇ！？」
犀「冗談です。」
竜「犀川さん おばあさんにはお孫さんがいるんですか？」
犀「いえ 亡くなられた お2人にお子さんはいらっしゃいませんでしたので理事長のご家族はもうおりません」
竜「あのそれじゃあベビーシッターっていうのは」
犀「こちらです
あなたにお任せするのはこの学園で働いている教員の子供たちです 働く女性教員のためにこの施設を作ったものの予算が追いつかず人手不足でして ならば学園の生徒に手伝わせようとベビーシッター部なるものを立ちあげようとなさっていたのが理事長のご子息ご夫婦なのです 残念ながら生徒が集まらず実現には至らなかったのですが」
竜「じゃあ おばあさんはその部を作るために僕らを読んでくれたんですね」
犀「はい とんだ貧乏くじで申し訳ありません」
竜「いえ！！俺 精いっぱいそのベビーシッター部の部員第一号として頑張らせてもらいます！！ 俺達を呼んでくださった事もほんとうに感謝してるとおばあさんに伝えてください」
犀「……」
竜「？ あの？」
犀「すみません あまりに健気なお姿にうっかり感動致しました
私はこれで失礼しますが説明は以上でよろしいでしょうか」
竜「あ はい」
犀「それでは 健闘をお祈り致します」
ｽﾀｽﾀｽﾀ
竜「･･････」
虎「う」
竜「ほら起きろ虎太郎 今度はちゃんと挨拶するんだぞ」
ｶﾞﾗｯ
竜「こんにちは 失礼しま」
ぴた
竜「えーと 今日からここで俺達も仲良くさせて貰いたいんだけど 先生は」
どででででで
？ぐぉー
？「･･･こいつ」ぎゅぅっ
？「！？ いででででで おまっ！！鷹！！今 俺超いい夢みてたのに！！」
竜「あ あの〜」
？「ん？」
竜「すみません 俺が起こして貰ったっていうか、俺達 今日からここで」
？「あー きいてるきいてる
竜ノ介くんに 虎吉くんだろ」
竜「竜一と虎太郎です」
兎「そうそう そんな名前だった
俺は兎田義仁 ここの卒業生で唯一のスタッフ よろしくなー」
竜「よ よろしくお願いします」
兎「やーでもまじ助かるわ 赤ん坊も預かってるから俺こいつの相手までしてらんなくてさ〜」
竜〈そのわりに寝てたみたいだけど･･･〉
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1057人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ沿い」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なお(プロフ) - まーみんさん» ありがとうございます！私も双子大好きです！頑張ります！ (2018年3月29日 0時) (
レス) id: 4930900143 (このIDを非表示/違反報告)
まーみん - 私も学ベビでは狸塚ファミリー推しなので、双子の姉設定のこの小説を見つけた時は嬉しくてお気に入りの小説なので、消さないでほしいです！更新も頑張ってください！！ (2018年3月28日 23時) (レス) id: 09a0353db6 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - つばささん» わかりました！ありがとうございます！直します！ (2018年3月28日 22時) (レス) id: 4930900143 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - アリスさん» わかりました！ (2018年3月28日 22時) (レス) id: 4930900143 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - はじめまして！私も双子が好きで、この小説を見つけた時はとても嬉しかったです！！！あの、本当にちょっとしたことなんですが、9ページの鷹くんのセリフの「にいちゃん、…」と言うところなんですが、にいちゃんではなくて、にいじゃって言ってると思います…(＞人＜;) (2018年3月28日 21時) (レス) id: cb7d77a391 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：NOANA | 作成日時：2018年3月1日 11時
