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数分後、釘崎に連れられ五条が合流する。
虎杖「先生！！！響が連れ去られたって宿儺が……。」
五条「…何でそう分かる訳？」
五条は腰を屈めながら虎杖の頬に問い掛ける。
宿儺「…響の首筋に痕を付けた。」
伏黒・釘崎「「うわ…………」」
うげ、と声を漏らしながら2人は虎杖と少し距離を取った。
そんな事はお構い無しに宿儺は続けた。
宿儺「ただし、普通の痕では無い。誰かと干渉すれば俺が勘付けるように多少施したが、早速その甲斐があったな。」
なるほど、と五条は腕を組む。
五条「つまり、今回は宿儺の重い愛情で救われたって事か。…ならば。」
五条は虎杖の頭に手を置けばにぃ、と笑みを浮かべる。
虎杖「…………？」
五条「悠仁……いや、宿儺。君に響を取り返してきてもらいたい。」
奇想天外すぎるその一言に3人はそろってはぁっ？と声を上げる。
釘崎「ばっ、馬鹿言ってんじゃないわよ！！危険にも程がある！」
伏黒「そうですよ先生！この前みたいに虎杖が人質に取られたらどうするんですか！」
虎杖「そうだよ先生。第一、どんな敵が居るのかも分かんねぇし！」
一気に突っかかる生徒らをまぁまぁ、と五条は宥めた。
五条「…相当怒ってたよ響。」
宿儺「……何だと？」
五条「幾ら彼女の事が好きでも嫌いな物に触れるのはタブーだ。勿論冗談が目的でも。君には分からないかも知れないけれど、人間には皆心に触れられたくない物を持っている。」
五条は真面目な声で宿儺に話す。
それを聞いた宿儺は何故
宿儺「…だが、あの小娘は、響は。その後俺を抱擁したんだぞ？」
五条「それは本当に響の意思かな？」
その問い掛けにぐ、と言葉を飲む宿儺。
五条「きっと独占欲の強い君の事だから、言葉巧みに響を引き寄せただけだろうね。」
宿儺「…………。」
暫くの沈黙。
その沈黙を破ったのは。
宿儺「……小僧、行くぞ。」
虎杖「…は、お前マジで言ってんの？」
宿儺「当たり前だろう。俺の女に手を出した事を後悔させてやる。」
そう呟いた宿儺の口は歪んでいた。
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ad____cn(プロフ) - 茶柱タッタさん» ほんとですね、、。テストもちゃちゃっと祓えたら最高ですね( ' ~ ' )テストお疲れ様です(´｡･ ･) (2021年5月19日 0時) (
レス) id: 528facf778 (このIDを非表示/違反報告)
茶柱タッタ(プロフ) - ad____cnさん» ぎゃぁぁぁ…労りの言葉ありがとうございます…。テストも呪術で祓えれば良いのになぁと思う今日この頃です…。 (2021年5月18日 16時) (レス) id: d106e7bebe (このIDを非表示/違反報告)
ad____cn(プロフ) - コメント失礼します。 テスト勉強、お疲れ様です、いつも楽しくお話読ませてもらってます、めっっちゃ面白いです!! 更新して頂けるのはとても嬉しいですが、実生活の方を優先してもらって全然大丈夫ですからね、、無理ない程度に受験勉強等頑張ってください! (2021年5月11日 16時) (レス) id: 528facf778 (このIDを非表示/違反報告)
茶柱タッタ(プロフ) - シオンさん» うわっ、本当だ…ご指摘ありがとうございます…！再度治しましたがどうでしょうか… (2021年4月23日 15時) (レス) id: d106e7bebe (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 72話の文字化け治ってないですよ！！ (2021年4月23日 13時) (レス) id: 98982630ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶柱タッタ | 作成日時：2021年3月3日 7時
