65和 絶望 ページ19
「見つけたぁ!そこかぁ!!」
「見つけたか!?」
「おう!あっちだ!強い気配をビンビン感じるぜ!」
伊之助が刀をその方向に向ける
『おやぶしゅごい!』
「凄いぞ!伊之助!」
「……」ホワホワ
また伊之助はホワホワしている
するとブォンと刀が振り下ろされる
「くそ、こいつらを何とかしないと先に進めねぇ!」
「くそ……なにか……なにか方法はないのか」
炭治郎が打開策を考えていると
振り下ろされる刀を村田が受け止めた
「ここは俺に任せて先にいけ!」
「小便漏らしが何言ってんだ」
「誰が漏らしたクソ猪!!「あぁ!?」
てめぇに話しかけてねぇは黙っとけ!情けないところを見せたが俺も鬼殺隊の剣士だ!ここは何とかする!」
「糸を斬ればいいと言うのがわかったし、ここで操られているもの達は動きも単純だ、蜘蛛にも気おつける!鬼の近くにはもっと強力に操られている者がいるはず!二人で行ってくれ!」
「……わかりました!感謝します!!!」
炭治郎は伊之助の腕をつかみ鬼の方向へ向かった
「はなせごるぁ!誰がクソ猪だ!」
「うるせぇな!いいからさっさといけぇ!」
「戻ってきたら絶対殴るからなぁ!」
Aも村田をちらっと見たあと2人の後を追いかけた
____
伊之助はぷんぷんしながら走っている
「あいつ絶対ぶん殴ってやる!」
「そういうこと言うのやめろ!」
「クソ猪とか言われたんだぜ紋次郎!」
「炭治郎だ!!」
『おやぶおこ?』
「それで!いいんだなこっちで」
「俺の感覚に狂いはねぇ!けど……」
「何だこのうっとおしい糸は!!」
「それだけ鬼に近づいてるんだ!」
先程よりもおおく蜘蛛の糸が張り巡らされている
走る度に絡まってしまう
炭治郎はAに絡まらないように腕で糸をどかしながらAを抱っこして走っていた
ザッ
「!!」
「また出やがったぜ……」
2人は警戒し立ち止まった
「こっちに来ないで……階級が上の人を連れてきて……そうじゃないとみんな殺してしまう……
お願い……!お願い!!!」
ギリギリと強く音を立てながら操られている鬼殺隊の女の人
片手には仲間の首を持っていた___
絶望の涙が地面に染み込む____
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麗(プロフ) - 43ページ 名前変換出来てないところありますがわざとなのでしょうか? (2020年10月25日 14時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 同じく34ページ 希血 ではなく 稀血 ではないでしょうか? (2020年10月25日 14時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 34ページ 塁 ではなく 累 です。 (2020年10月25日 14時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ - 凄いいい話ー!累死んじゃってるけどほんと可哀想だよね…過去…_(:3」z)_ (2020年2月20日 17時) (レス) id: 4b674ab2ae (このIDを非表示/違反報告)
pikachulove(プロフ) - 創作では幸せに…ということで救済してほしいです! (2020年2月11日 17時) (レス) id: 0d02ad4b9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れーむん | 作成日時:2019年10月12日 9時