【鬼滅の刃】炭治郎達は幼女を連れている

58和 完治 ページ12

「完治です」


「ホッ……」


ある日の朝


医者が3人に骨折が癒えたことを伝えた


「Aちゃん！その……これ……」

『おはなぁ？』


「うん！きれいでしょ！」


『きりぇー！ありと！ぜんいちゅ！』


「えへへへ」ﾍｺﾍｺ


その時鴉が部屋に入ってきた

ちょんちょんと炭治郎が出した手にのる

「北北東！北北東！次ノ場所ハ北北東！''那田蜘蛛山''二行ケ！！」



緊急の指令らしい

一刻も早く迎えということなので隊服に着替える


「ほら、ばんざーい！」

『ばんじゃーい！』


「炭治郎も慣れてるなぁ……」


先に着替え終えた炭治郎がAの服を着せる


「まぁ、俺には兄弟が多''かった''からな」


ボソッとこぼしたはずの言葉だったのに炭治郎が拾うと思わなかったのか善逸はビックリしていた


「そっか」

何かを察した善逸はそのまま何も言わなかった


＿＿＿＿＿＿＿

「では行きます！お世話になりました」ぺこり



「では……切り火を……」

お婆さんは必勝とかかれた火打石でとお清めをしてくれるという

伊之助とAは不思議そうにみていた

「何すんだババァ！」

手を振り上げる伊之助

お婆さんを守るかのように善逸は立ちはだかる

炭治郎は伊之助を押さえ込んでいた


「馬鹿じゃなぁい↑！？''切り火''だよ！！お清めしてくれてんの！危険な仕事だから！！」


『きりびぃ？』

「ほら、Aも後ろ向いて……」



「どのような時でも誇り高く生きてくださいませ、ご武運を……」


お婆さんは炭治郎達が見えなくなるまで頭を下げていた

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