【鬼滅の刃】炭治郎達は幼女を連れている

57和 炭治郎日記 ページ11

草蔭さんが去ってから毎日続けるように言われた鍛錬をAは続けている


と、言っても無理にする必要は無いと言っていたけど……

Aが使える異能は回復、時間はかかってしまうけども完全に治せるまでになってきた、でもその後睡魔が襲ってきて気絶するように寝てしまう

「にぃちゃんは怖いよ…」

スヤスヤと寝息を立てるAを優しく撫でる

禰豆子も体力を回復するために寝てしまうし、


最終選別前の禰豆子も、俺は毎日怖かった＿＿


いつか本当に目覚めなくなってしまうんじゃないかと……

Aも……そのまま起きなくなってしまうんじゃないかと……

まぁ……1刻後には元気に走り回っているけれど


そして草蔭さんに教わった術は2つ

縛符 という敵の動きをとめる術

『ばきゅふ！』

「うぅ、ごかないぃ！！こわ！怖！」
善逸相手に練習している

草蔭さんの話によると最初にしては出来すぎているので、もしかしたら無意識にどこかで使用してたのではないかと言っていた……


この術は自分の思った時に解除できるらしいけど、最初のうちはすぐ解けてしまうらしい

使えば使うほど強くなるそうなのでAは毎日続けている


そして次に

呼兎持(こつじ)
この術をかけることによって、一時的に力や速さが増幅するという術らしい


『こちゅじー！』


「うはは！！力がみなぎるぜぇえぇぇ！！」

「ちょ！イノシシ！くんなぁぁぁぁ！いやァァ！！」


本当に一時的であるが十分強いと思える術
これも使えば使うほど強くなるそう


草蔭さんの話によるとこれからどんどん成長するにつれ術も良く使えるようになるだろうと言っていた


「……」


『きゃは』


「まてまてまてー！……つかまえたぁー！」


『きゃーぜんいちゅ！ちゅぎ！ちゅぎ！Aおにぃ！』


俺は遊んでいるAを見る


俺はまだ迷っているのかもしれない……

術を覚えさせるということはつまり……そのうち実戦で使う時が来るということ……

俺は……Aに間接的であれど、戦いに参加して欲しくない……


懐にある巻物を服越しに触る


きっとこれから辛い時も苦しい時もあるだろう……





A……


陰陽師として生きなくても＿＿＿＿＿＿

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