救世主？ ページ6
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どうしようどうしようと考えるほど頭の中は冷めきっていつも冷静に判断を下してくれる私の脳内からはひとつも打開策なんて出てこない。…おい！？どうしたの！？こういう時に限って何も浮かばないとか使えないじゃん！無理なんだけど！？
店員さんも不思議そうな顔で見つめてくるし、後ろの2人組は黙り込んじゃってるし...も、もう嫌だ...私の人生呪われて...___
｢お姉さんこれ落としましたよ。｣
『…えっ、？』
トントンと肩を叩かれ、視界の隅にニョキっと入り込む手のひらの上には今、私が何よりも欲しい60円が...え、でも私、落としてない、、よね？？
びっくりして振り向くと、更にびっくり。そこに居たのはさっき頭の中で思い出していたイケメンのお兄さん、張本人だった。そんな私に彼も気付いたのか、"あっ！昨日のお姉さんだ！" ってニコニコ 目を垂れさげて笑った。
グッ、、、落ち着け、落ち着くのだ山田A26歳。あたふたどうしようか悩んでいるともう1人のこれまたイケメンくんが店員さんに
｢すんませんお会計これで足ります？｣
｢はい、ちょうどお預かりします！｣
｢はーいありがとございまーす。ほなこれもお願いします。｣
サラッとスマートに。彼の手のひらから小銭を取りセルフレジの中へと入れた。イケメンはやる事ですらもイケメンなのか...。と感心していると昨日のお兄さんが話しかけて来る。
｢昨日、大丈夫でした？ちゃんと帰れました？｣
『…あっ、はい...昨日は本当にありがとござい...あ、今日も助けて頂いちゃってなんて言っていいのやら...』
｢あははっ！気にしなくていいっすよ〜、ちょうど60円落ちてたんで笑｣
『…お兄さんお財布から出しましたよね？ほんとすみません...お返しします、、』
｢なんの事かさっぱりです〜笑｣
ニコニコ、ニコニコ、犬みたい。昨日はよく見えなかったけど黒髪のセンター分けがよく似合う好青年って感じだ。そう言えばさっきもう1人のイケメンから紫耀って呼ばれてたけど、名前までもイケメンなのか。納得。
廉｢お姉さん酔ってます？さっきからふらついてるけど大丈夫なん｣
お会計を済ませたもう1人のイケメンくんがお財布をポケットに入れながら紫耀(?)くんの隣に並ぶ。…国宝級イケメンが2つ...目が開けられないくらい眩しいぞこれ。
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小松ミナ(プロフ) - すてきなお話で、待つのも楽しみにです(〃ω〃)紫耀くんとのこれからが気になります♡ (2022年12月3日 15時) (
レス) id: f4f49d3608 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぴ(プロフ) - ミナさん» のんびり亀更新ですが...笑 コメントありがとうございます。励みになります！ (2022年12月3日 15時) (レス) id: d58e5be1a5 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - 更新嬉しいです!ありがとうございます (2022年12月3日 6時) (レス) id: f4f49d3608 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - 続き楽しみです(๑>◡<๑) (2022年12月2日 22時) (レス) id: f4f49d3608 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆぴ | 作成日時：2021年9月6日 18時
