・こんなんありかよ ページ25
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side sho
誰から見ても可愛いと思う。
痛みを知らないかのようにサラサラに伸びた黒い髪も
長い睫毛と大きな瞳、小さい鼻によく笑う口
俺よりも遥かに低い身長と、安心出来る空気感。
人見知りなのか目が合っただけで耳を赤くしてしまうところも
ありがとうがちゃんと言えるところも、
小さな気配りも上手いし相手を思いやれる心もある。
正直、モテる要素なんていっぱい持ってるけど
いつも自信なさそうにしてるところも推せる。
そんなAちゃん。
あの日廉とコンビニに行かなかったら間違いなく彼女とここまで仲を深める事は出来なかったと思う。
偶然会えることもなかなか無いと思うし、
コンビニ行こうやって言ってくれた廉には感謝してる。
でも、そんな廉も、知らぬ間にAちゃんの良さに気付いて
俺の知らないところで2人は仲を縮めてたんだと思うと
それもそれで、すげー、嫌だ。
…やっば、どうしよ、勢いでAちゃんに会いたいって
連絡しちゃったけど返事来ないし
それに今Aちゃんの顔みたら俺、、耐えられるか分かんねーよ...
この事廉に話した方がいいのか？
メンバーと同じ人好きになるって異例すぎでしょ。
そもそも廉って、Aちゃんのこと好きなんかな
それも分かんないのに俺Aちゃんが好きとか廉に言っちゃうのだいぶキモくない？
紫耀「…うわああああっ！」
海斗「！？！？…びっ、くりしたあ、、」
空気を読んだのか読んでないのかマネージャーが迎えに来て
疑問も聞けぬまま廉たち3人は次の仕事へと向かった。
紫耀「…頭おかしくなりそ、、」
海斗「どしたの〜？かいちゃんに言ってみてよ〜」
紫耀「…友達と好きな子被ったら諦める？」
もぐもぐ、未だにお菓子を頬張りながら海斗はうーんって
首を傾げて考える。
海斗「諦められる程度なら好きじゃなかったんだなって思うかな〜。」
紫耀「うん、だよねえ」
海斗「譲れないならぶつかる！それだけの事よ」
そう言って自慢気ににっこり笑った海斗。
そうだよな、海斗の言う通り。
ちょっとだけ気持ちも落ち着いたし、
海斗の口の横にお菓子ついてるのは内緒にしとこう。
Aお家着いたけどどこに行けばいい?
紫耀「…！ごめん海斗俺帰るわ！」
慌ててコートを羽織って鞄を手に持ち、脱ぎ散らかした靴を引っ掛けて走れば後ろから海斗が "いい夜を〜 "なんてふざけた言葉飛ばしてくる。
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小松ミナ(プロフ) - すてきなお話で、待つのも楽しみにです(〃ω〃)紫耀くんとのこれからが気になります♡ (2022年12月3日 15時) (
レス) id: f4f49d3608 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぴ(プロフ) - ミナさん» のんびり亀更新ですが...笑 コメントありがとうございます。励みになります！ (2022年12月3日 15時) (レス) id: d58e5be1a5 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - 更新嬉しいです!ありがとうございます (2022年12月3日 6時) (レス) id: f4f49d3608 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - 続き楽しみです(๑>◡<๑) (2022年12月2日 22時) (レス) id: f4f49d3608 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆぴ | 作成日時：2021年9月6日 18時
