鈴村家の天使ちゃん

じゅーさん! ページ13

梅原裕一郎side


最初は小さい子とどうやって話すかわからずオドオドしてしまったがなんとか普通に話せるまでになった


横で塗り絵をするAをみる

呼び捨てなのはちゃん付けないで！と言われたからだ


『なぁに?』

梅原「ううん、なんでもないよ」

も〜なんで見てるの!なんて可愛く怒っている

彼女みたいだ。



『うめちゃん』

梅原「はい?」

『おそとなんかとんでったね』

危ないからと閉めたカーテンを開けて言うAに危ないから開けちゃダメだよと伝える

よく暇だな〜ってならないな

さっきからお絵描き、塗り絵、を交互にやっているだけなのだ




あれ、なんか泣き出したぞ…

静かに涙を流すからすぐに気づけなかった

坂本真綾「頭痛くない?」

『いたい…』

坂本「風邪だね」




鈴村「身体弱いのかな」

梅原「すぐ風邪引くんですか？」

鈴村「うん。すぐだね、風邪引いたら治るまでぐったりだし…江口くんに会いたいって言うし…」

最後のは聞いてなかったことにしよう


布団に寝かせてきた坂本さんが帰ってきた

坂本「今日は微熱くらいだったよ」

鈴村「そっか…」


布団の場所を聞きAに近づく

『うめちゃ…?』

スマホ
【江口「A聞こえる〜?」】


『たっくん!?』

【江口「そうだよ、また風邪引いちゃったんだね…今日は行けないけどすぐに会いに行くからね!」】

『うん、まってる』

【江口「今日は寂しいかもしれないけど」】

『うめちゃんいるからだいじょぶ』

【江口「あ…あらそう…」】

寂しそうに電話を終わりくっつかれた

熱があるからか熱い

梅原「どうしたの」

『ちょとこのまま』



あの夫婦見て育ったからか、甘え上手

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