太「第十一話だよ」 ページ33
太「へぇ……(私と同じ……か)」
芥「何故……!」
太宰さんは興味深そうな瞳で口元に笑みを浮かべ、対する芥川さんは憎い者を見る瞳で口元をキツく結び 二人は相対する表情で私を見つめる
太「ふふ、芥川くん
君では彼女を倒せない
分かったのなら此処から出ていけ」
太宰さんがそう鋭い瞳で芥川さんを見ながら冷たい言葉を云うと芥川は渋々、部屋を出て行く
太「大丈夫だったかい?
怖い思いさせて済まないね」芥川さんが部屋から出て行くと暫く扉を見つめていたが振り返りこちらを見ながら私に声をかけてくれる太宰さん
由「い、いえ……」私は突然の事驚いてしまい 少し慌てながらもなんとか言葉返す
すると太宰さんは微笑み却説とと云いドアの前に歩いて行く
由「太宰さん?」何処に行くのか解らず 私は不思議に思い太宰さんを見つめる
太「昨日は時間が遅くて行けなかったからね今日‥友人に会いに行こうか」私が来ないのに気づいたのか 太宰さんは扉の前で歩いていた足を止めて 此方を振り返りながら私に向かって手を差し伸べ私の疑問に応えてくれる
由「!はい!」私は扉の前で此方に振り返りながら手を差し伸べる太宰さんに駆け寄る
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作者名:中原悠 太宰由紀 x他6人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/247/
作成日時:2019年7月29日 14時