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芥川「‥第十話だ」由紀「やっぱり‥怖い」 ページ29
太「はぁ……
そんなの後でも出来るよね？そんなことも考えられない奴が私の部下なんて……
私の価が下がるじゃないか」
太宰さんは芥川さんに有無を云わせないような鋭い眼差しで見つめ
鋭い眼差しに見つめられた彼は下を向いて少し俯きながら太宰にこう云う
芥「何故……何故なのですか。貴方は何故僕を見ない……」
すると彼は太宰さんに向かって異能力 羅生門を発動し太宰さんに黒獣を向ける。
太宰さんは自身の異能で受け止めるかと思ったが彼は素早く避け、避けた先に居た私に黒くて鋭い刃が向かってくる
太宰さんが避けたことにより黒獣は私に真っ直ぐ向かってくる
由「！やっ」
太「危ない!」私に向かって急いで手を伸ばす太宰さん‥その手は僅かに届かない その瞬間 黒獣が直ぐ目の前に迫る
私は怖くなり眼を閉じた
だが 何時まで経っても来ない痛み
不思議に思い私は閉じた瞳を開く
瞳を開いた先の光景に唖然とした
羅生門が私に触れると羅生門は何事も無かったかのように消えていく
もしかして、太宰さんと同じ異能力？
悠「……え？入社試験なし？何故に？あ、怪しきな妖」→←お待たせしました
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作者名：中原悠 太宰由紀 x他6人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/247/
作成日時：2019年7月29日 14時
