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あいつなんて ページ4

私は、何事も無かったかのように教室に戻った。

隣の席で何か言いたそうに私の方を向いていたが、先生に注意されてからは前を向いていた。

正直、これでいいんだと思う。

突き放して、傷ついたかどうかなんて関係ない。だって、関わらなければいいのだから。

そうだ。2度と、人なんかと喋らない。


キーンコーンカーンコーン


チャイムが鳴り、休み時間になった。


「近藤さん。」

なんで、そんな目で見るの?

真っ直ぐな、嘘をつかない、って目で。

怖い。何もかもが見透かされているみたいで。

「……」

私は、神崎の言葉を無視して、教室を出た。

「…近藤さんっ」

私の腕を掴み、そう言ってきた。

「……っ」

なんなんだ。

一体、こいつは何がしたいんだ。

「太陽ー?その子誰ー?」

学園で一番可愛いとされている、井浦 夢乃。

「…っと…その…」

友達じゃないからね。


彼女じゃないからね。


なんとも言えないよね。


井浦さんは、私の腕を掴んでいる神崎の手と、私と神崎の2ショットを交互に見ていた。

「……太陽…」

吐き捨てるように、そう言った。

「っ離して!」

私は、無理やり腕を離し、教室から飛び出た。

「近藤さん!待って…っ」

そう叫びながら、私を追いかけようとしていたらしいが、どうやら、井浦さんに止められたようだった。


「…はぁっ、はぁっ……」

もう、関わりたくない。


井浦さんと喧嘩なんかになったら、この学園の生徒全員を敵に回すことになる。


そんなの、御免だ。


私は、ひっそり暮らせればそれでいい。


あいつなんて、関係ない。

井浦夢乃→←ふざけてない。



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作者名:みくおん。 | 作成日時:2016年7月25日 22時

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