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試しに使ってみたかったが、
まぁ今の段階で見せるわけにもいかなかったわけで
それでもヒビが入るぐらいでやってみたかった…
ヒビ……
翔さんも大野さんもその辺は分かっていただろうけど
ま。万が一、万が一！力加減を間違えるとも限らないし
万が一！
「全く！いくら本当にやらないからと言ってもやめてください。心臓に悪いですから」
「大丈夫ですよ。翔さんの心臓に悪い事をするなんて万が一にもありませんから」
「…ならいいんですが」
「やるとしたらせいぜい一が一です。翔さんが見てないうちに」
「確実に仕留める気ですよね？！」
「大丈夫ですよ。俺の武勇伝としてあとからお見せしますー」
「残骸見るのが心臓に悪いです！」
「相変わらず翔くんはキレがいいねー」
「って何着いて来てんだ！」
隅でいじけてたくせにタイミングよく現れやがって
「そういえばどこに行ってたんですか？」
「へ？…あぁ、コレ取りに行ってたのー」
そう言って部屋の隅に置いてあった紙袋を持ってきた
何だ？
この人が持ってきたんだからろくなモノじゃないだろ
「これー」
「何某ネコ型ロボットが道具出す時みたいな音を自分で言ってんだ」
「……四次元ポケットはあのあたり…」
「あ、なるほど。よし、ドア出せオッサン。ハワイ行くから」
「そういう時ってパスポートはどうするんでしょうね？」
「あれじゃないですか？見つかりそうになったらドアで帰る」
「なるほど」
「ねぇ。翔くん、ツッコミ辞めないで？俺がボケれなくなるから」
「そもそも好きでツッコミやっていません。お2人がふざけるので」
「やった！俺、翔さんに影響与えてた！」
「翔くんの苦情とニノのアホ発言がいっぺんにきた！」
「んで？なんっスかソレ」
「瞬時に真顔だな！」
翔くんがニノに毒された、って
今度はしくしくウザくなったから
コノ靴で蹴り入れて追い出してやろうかな
避けられないようにイメトレしていたら、
翔さんが大野さんから紙袋を受け取って中身を出す
どうやら服みたいだ
ソレを広げると、
「……ほんとになんっスか」
「装飾が付いてますね。どうしたんですか？コレ」
「俺の手作りー」
「もう警察辞めて店開け」
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櫻華(プロフ) - うい。さん» うい。さん、お越し頂きありがとうございますー(*´ω`*)このシリーズ、常にハイテンションでお送りしておりますゆえ、気に入って頂けて嬉しいです。暖かく見守ってやって下さいm(*_ _)m (2019年6月1日 1時) (
レス) id: 5f6dbffbbd (このIDを非表示/違反報告)
うい。(プロフ) - わー(*´-`)このシリーズハマってしまったので、嬉しいです！ほのぼのふわふわな日常感がとてつもなく好きです( ´∀｀) (2019年5月31日 23時) (レス) id: b89451bce3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻華
| 作成日時：2019年5月31日 8時
