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そうこう言ってる間に着いて
パラソルを玄関横に立てかける
ただいまー、と2人でドアを開けると
中から、おかえりー、とサトシくんの声
手洗いうがいすませてリビングに行くと
キッチンにいるみたいだったから
カズが手伝いに行って
俺もそれに着いて行く
「本日はマグロステーキです！」
「おー」
「サトシくん。カズが潜ってみたけど、やっぱ変わったとこ無いって」
「マジで？」
「はい。クラゲが出てきたくらいでしたよ」
「クラゲかー。そういえば前にエチゼンクラゲ、食えるってやってたなぁ」
「……呼び寄せないでよお願いだからさ」
「そんな力無いよ。でもそっかー。船舶免許取ったら気をつけよっと」
「ジュンくん、サメ避けの薬、作れるみたいですけど…」
「マサキにボディーガード頼むのは？前にサメに勝ったって聞いたけど」
「とりあえず免許取ったら考えるわ」
いや、考えるって事は
その可能性、頭に入ってるって事だろ
もし沖に出てほんとに遭遇したら
この人の事、人間と思うのやめよっと
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作者名：櫻華
| 作成日時：2018年11月6日 5時
