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相葉さんのいつもより数段階低い声
翔ちゃんの方を向くと、小声で「やべーな。これは」って
…確かに
相葉さん、普段は怒るって事とは無縁な感じで
でも。実は怒らせたら一番厄介
今回のはきっと、自分の想いを疑われたから
潤くんだって分かってるはずだ
相葉さんがこういう状況で、からかいとか冗談で言う人じゃないって
久々に聞いた、その本気で怒ってる声に固まってしまったけど
すぐに翔ちゃんが動いた
「おい！雅紀！！」
繋がったままで、スピーカー状態のスマホに思い切り叫んだ
『え、……しょう、さん…？』
声が聞こえたのか、潤くんが反応した
「お前落ち着けよ！分かってんだろ！お前の気持ちも分かるがな！潤がお前の本気分からない筈ねーだろ！」
少しの間、沈黙が流れた
『…はぁ』
「…雅紀」
『………ん。ごめん』
落ち着いた声を聞いて、詰めていた息を吐いた
翔ちゃんもそれは一緒で
「潤」
『なんで…翔さん……』
「雅紀が間違えて俺との通話、切ったんじゃなくてスピーカーにしちまったんだよ」
『あ…さっきの電話相手、翔さんだったの…？』
「そ。お前の様子に半分パニクって俺に相談してきたんだよ」
『しょーちゃんさぁ…それ、俺カッコ悪いじゃん……』
「今更だろーが。大体、さっき聞いた感じじゃお前だって分かるだろ」
『だってさぁ…』
「ま。お前の気持ちも分かるがな。…潤」
『あ、…』
「お前も照れ隠しなのは分かるがな…」
『……ん』
和からも言ってやれ、って俺にスマホ向けてきたから
その翔ちゃんの言葉に『え？和？』って、潤くんの驚いた声
「潤くーん」
『え？』
「相葉さん、本気みたいだからさ。安心しなよー」
『もー。ニノにまでフォロー入れられる俺……』
「うっせ。早く仕事終わらせないとマジで終電無くなるぞ」
『え？…和……翔さんと、いるの？』
「そーだよー。翔ちゃんに家に連れ込まれたー」
「和。語弊あるだろ」
「ほんとの事じゃん」
「まぁ…否定はしない」
「きゃー。和くん襲われるー」
「お前ほんとに覚悟しろよ」
『…ねぇ。ノロケやめてくんない？俺が虚しくなる……』
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櫻華(プロフ) - なっち翔さん» なっち翔さん、初めまして。この作品、とは特定のものでしょうか？それとも全体…？どちらにしましても好きいう気持ち、ありがとうございます。 (2018年8月22日 9時) (
レス) id: 5f6dbffbbd (このIDを非表示/違反報告)
なっち翔(プロフ) - はじめまして！私はこの作品での色々な2人の感情などが見れてすごく好きでした！また、見られるよう待ってます！ (2018年8月22日 9時) (レス) id: f3ed5e9e6b (このIDを非表示/違反報告)
櫻華(プロフ) - enmiさん» えんみさん、この度は私の我儘でこの様になり申し訳ありません。ですが少しではありますが気持ちの整理が付き始めました。もし、今回の私の我儘が許させるなら、早ければ移行時に「もし」なってしまいますが再度掲載も考えていますm(*_ _)m (2018年8月19日 12時) (レス) id: 5f6dbffbbd (このIDを非表示/違反報告)
enmi(プロフ) - 初めまして えんみと申します。いつもどれも楽しく拝読いたしおります。今回も翔君の初めての気持ちに何とも言えない気持ちになり とても素晴らしいお話と思っていましたので 櫻華様のお好きなようにまた素敵な二人を見せていただけると嬉しいです。 (2018年8月19日 11時) (レス) id: e9b4eb852b (このIDを非表示/違反報告)
櫻華(プロフ) - 蒼星さん» 蒼星さん、今回はこの様な形になり申し訳ありません。私もこの2人は大好きなので、シリーズとしては考えています。この話か、また違う話での2人。どちらが先に出てくるか分かりませんが、その時は暖かく見守ってください。 (2018年8月15日 12時) (レス) id: 5f6dbffbbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻華
| 作成日時：2018年7月6日 6時
