･ ページ24
．
智｢松潤〜次俺らメイクだってー｣
｢はーい｣
今日は2、2、1でメイクを分けるらしくて俺はリーダーとペアになった
メイク室に向かってる時に丁度、相葉くんが向こうから歩いてきた。
あれ…
なんで1人なの？
智｢あれ？相葉くん翔ちゃんとペアじゃなかった？｣
雅｢ん？あ〜……しょ、翔ちゃんトイレだって！｣
潤｢本当に？｣
智｢松潤…？｣
潤｢本当に、トイレ行っただけ？｣
俺がいつになく真剣に問い詰めると目を一瞬泳がせた相葉くん
｢ほんとだよ〜笑｣なんて誤魔化されたまま相葉くんは早足で去ってしまった
なんだよ…
翔くんも相葉くんも俺に何を隠してんだよ…
智｢松潤行こう、？｣
｢ん…｣
重い足取りでメイク室へ向かう最中、
曲がり角の所で声がした
聞き慣れすぎた大好きな人の声
智｢ん？松潤？｣
曲がらずにピタッと止まる俺に合わせるようにその場に立ち止まったリーダー
そのリーダー越しに見える曲がって少し離れた所に視線を向けた瞬間、俺の思考は完全に止まった
翔｢ふはっ、その映画本当に面白いよね(笑)｣
『ですよね！クライマックスがもう何度見ても興奮しちゃって！！』
翔｢あ〜、俺も見返したくなっちゃったな〜｣
『私DVDあるんで今度貸しましょうか？』
翔｢えっ！いいの？！｣
『もちろんっ』
ｷﾞｭｯ
翔｢うわ〜！ありがとう！！｣
『…っはい！』
智｢潤…｣
リーダーは心配してくれる時俺の事呼び捨てになるんだよね
｢大丈夫だよ｣
智｢どこが…泣きそうになってるくせに……｣
その言葉に俺の目に涙が溜まっていた事に気づいた
そりゃあね、女の人と仲良く話す事もあるよね
でも、
翔くんから嬉しそうに握手する所なんて見たくなかったよ
良かったね
好きな映画だし嬉しかったよね
女の子も顔赤くしてたね
なんだよ
良い雰囲気じゃん
心がどんどん黒く染っていく感覚がハッキリした
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 487人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あま - リクエストを書いてくださり、ありがとうございます!!! キュンキュンしました…笑 これからも頑張ってください!!!!! (2020年4月14日 0時) (
レス) id: 621034dbe1 (このIDを非表示/違反報告)
ななせ(プロフ) - はじめまして！いつも楽しく拝見させていただいています！リクエストなのですが、スタッフさん達が翔くんを「かっこいい」と話しているのを聞いてしまい、不安になっちゃう潤くんが見たいです！よろしくお願いします！ (2020年4月11日 23時) (レス) id: 6881516076 (このIDを非表示/違反報告)
てん(プロフ) - いつも楽しく見させていただいてます！リクエストです！翔くんが軽い風邪ひいちゃって潤くんが看病してるけど、疲れとかからお腹痛くなったり気持ち悪くてなったりしちゃって、それを翔くんに心配かけたくなくて隠してたけど結局バレて翔くんに甘えてるのが見たいです！ (2020年4月11日 23時) (レス) id: 198cf249c7 (このIDを非表示/違反報告)
あま - こんにちは！ 毎回の更新楽しみにしてます！ リクエストで、潤くんが他のメンバーとイチャイチャしてるところを翔くんが見て嫉妬しちゃう、っていうのをお願いします！！ これからも頑張ってください！！ (2020年4月10日 23時) (レス) id: 5287825b4c (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ありがとうございます(*^^*)楽しく読ませてもらいました☆ (2020年4月10日 18時) (レス) id: 836a232359 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：じゅりあら
| 作成日時：2020年3月18日 22時
