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《21》 ページ22

知念side

え、なになに、せっかく勇気振り絞って言おうとしたのに遮られるとか、涼介もう僕のこと好きじゃなくなったの?



知「涼介···?」


山「やっぱり、返事聞く前にもっかい俺から言わせて」


知「もっかい?」


山「そ、もっかい」


知「なんで?」



僕的にはもっかい『好き』って一言がもらえるから嬉しいけど···



山「告白してからちょっと間あいたけど、好きって気持ち全然変わってないから。それを伝えたうえで知念の返事を聞きたい」



そんなこと言われたら···

前よりもっと好きになっちゃうじゃん



山「知念、俺、今まで知念を恋愛対象として見てたつもりなかった。女の子に告白されたりして、なんだか付き合う気になれなくて」



涼介の一言一言が心にしみる。こんなに思ってくれてたんだって。



山「俺、思ったんだ。俺の隣で笑ってるのは知念がいい。誰に何を言われようが、知念にそばで笑っていてほしい。」


知「うん···」



僕もだよ。僕も隣で笑ってるのは涼介がいい。涼介の隣で笑ってたい。



山「好きです。俺と付き合ってください」



前に告白された時は頭もいっぱいいっぱいで全然考えられなくて。


告白された日から涼介のことを考えない日はなかった。よく考えてみて分かった。


僕は涼介がいないとダメなんだ。



知「···僕、最初涼介に告白された時正直驚いたし、え、僕?とも思った。まさか涼介が男を好きだなんて思わなかったし。」


山「···うん」


知「だけど、涼介のおかげで自分の気持ちに気付けた」


山「知念···」


知「僕も涼介のことが大好きです。僕なんかでよかったらよろしくお願いします」

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , やまちね , ゆとけと   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ちいたか x他1人 | 作成日時:2019年1月30日 16時

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