ジョジョの世界で普通に生活してるってマジ？Part2 第4部【ジョジョの奇妙な冒険】 (ページ5)

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55 エコーズページ5

貴方side

康一くんとそのスタンドはなにかを話したと思ったら、青いおもちゃのようなスタンドを殴り始めた。しかし押し負けてた、ﾄﾞﾝﾏｲ←

青いスタンドは痺れを切らしたのか、康一くんに飛びつこうとした

貴『危ない！康一くんｯｯｯ！！！』

私は店を飛び出し、康一くんを庇うために前へ立った

貴『...？』

恐る恐る目を開けて前を見ると、青いヤツは地面に埋まっていた

康「はっ...ぼ、僕のエコーズがやったのか…?どうやったの？エコーズ」

ｴｺｰｽﾞ「どーだこーだ言う必要はないと思いますが、ひとつの物体の重力を重くさせる能力です。あなたが近くに行けば行くほどもっと重く出来ますが、どうしますか」

康「いや、そのままでいい」

とりあえず一安心だ。しかし、重力で押しつぶされてるのにヒビが入ってるくらいしかダメージがない。余程こいつは硬いようだね

康「Aさん、そこに承太郎さんがいるんです。これから何が起こるか分からないから、承太郎さんをムカデ屋の中に移動させてほしいです

僕はここから動けなくて...あと、失礼なんですけど重くて動かせないです汗」

貴『わかる、コイツ重いよね。すぐに動かすよ』←

背後にいた重症の承太郎の見える怪我を、地面を対象にして傷を治してから、中に移動させた

貴『承太郎...私は傷は治せるけど、体力は戻せない。ここで待っててね』

私は頭をひと撫でし、立ち上がろうとした

？「今度、ぶどうが丘高校の近くにジムができるんだが、真剣に入ることを考えたよ」

あいつの声だ。すぐそこにあいつがいる

次第に私はフツフツと怒りが湧いてくる。しかし、恐怖に勝てるわけもなくその場から動けなくなった

声も出ず足も出ず...私はなんとか動く手で承太郎を起こすように叩く。だが力は弱い

貴(すぐそこにいるのにｯ、体が動かない...)

影から康一くんを見守っていると、殺人鬼は康一くんを殴ったり、地面に叩きつけていた

貴(お願い...承太郎、起きてよ…！)

康一くんはもうボロボロだ...どうしようどうしようどうしようｯｯ！！何も考えられない。頭の中が真っ白だ

承「...ｯ」

貴『！！じょう、たろう...ｯ！』

やっと反応があった。私が小さな声で呼ぶと、承太郎は目を開けた

同時に康一くんの叫んだ声が聞こえ、ゆっくりと外を見る

腹に穴を開けられた康一くんが、床に落ちていた