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まあこの辺で彼の存在を知らない人はおらず朝と同様視線が痛い。
私はどんな顔をして歩けばいいかも分からず彼とは人一人分入りそうな間が空いていた。
「あの…！」
「何だ？」
「お、お迎えありがとうございます」
いやいや、会った時も同じようなこと言ったよ私このバカ。
心の中で猛反省をしながら私は無言に耐えきれなくて謝る。
「何故そんなに怯えている」
「あ、はは…緊張が止まらなくて、」
「ならもっと距離を近づけろ」
そう言って彼は私の腰に手を回すとグッと寄せられる。
自然に傍から見たら恋人のような姿に私は顔に熱が集中していくのがよく分かった。
「ほう、俺のためにそれをしたのならば愛いところもあるものだな」
野薔薇にしてもらった髪に触れられ淡々と話す彼はきっと私をからかっているに違いない。
しかしまあそんな行動され慣れていない私にとってはこの少女漫画的状況に心臓がうるさくなっていた。
「折角だ、話をしよう」
「え、あ、はい勿論です！」
その時私は大きな勘違いをしていた。
私の学校から悠仁の家はもう少し先を進んだところにある。
私は自分の家に着くまで話をしようという提案だと思っていたが違うらしい。
「早く上がれ」
私の家なんてとうに過ぎてそこは間違いなく悠仁、いや宿儺さんの家を目の前にしていた。
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のあ。(プロフ) - シロツメココロさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えると本当に嬉しいです、、、、自分の妄想がここまで褒められるだなんて、、これからも更新し続けます (2021年2月17日 19時) (
レス) id: 0f90fcb6c2 (このIDを非表示/違反報告)
シロツメココロ - 双子パロの宿儺メインとか私得でしかないんですけどッッッ！！！ え、貴女神ですか……？ これからも応援させていただきますッッ！！ (2021年2月17日 7時) (レス) id: a3d2b1e1b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ。 | 作成日時：2021年2月14日 14時
