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その後五条悟さん、五条さんとは1、2時間程一緒にいた。
言うならば帰してくれなかった。
「最後に連絡先おしえてくれない〜?」
「さっさと帰れ」
「ちぇー、宿儺のケチ」
お店を出たあと頬を相変わらず膨らませたまま帰ろうとする彼は最後には飛びっきりの笑顔でブンブン手を降っていた。
またねーと大きな声で言われつられて私も控えめにだが手を振り返した。
「楽しかったですね」
「何処がだ、くだらん時間を過ごした」
そう言いながら手をポケットに突っ込みながら歩く宿儺先輩は眉間に皺を寄せている。
「お前はああいう男の方が好みか?」
「え?」
「二度言わせるな、答えろ」
もしかしてやきもちか?
と考えてしまう私は本当に烏滸がましい。
だけども心がこうキュッとしてしまう自分を隠せない。
「何だその顔は、不愉快だ」
「すいません」
でも好みか、あんまり考えたこと無かったなぁ
と思いながら私は五条さんと宿儺先輩のことを考えながら歩いていた。
「んー、五条さんの全てを知る訳では無いですが
ああやって声をかける男性よりも宿儺先輩のように告白して頑張ってくれるような男性のが好きです」
あれちょっと待って
「す、すみません!
頑張ってくれるとかそういう意味じゃなくて!
私はなんて言うか…」
自分の思い上がりもいいような台詞を言ってしまったと言葉を訂正しようと宿儺先輩の顔を見た時のこと
たしかにその顔と耳が赤くなっているところがはっきりと見えた。
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のあ。(プロフ) - シロツメココロさん» コメントありがとうございます!そう言って貰えると本当に嬉しいです、、、、自分の妄想がここまで褒められるだなんて、、これからも更新し続けます (2021年2月17日 19時) (レス) id: 0f90fcb6c2 (このIDを非表示/違反報告)
シロツメココロ - 双子パロの宿儺メインとか私得でしかないんですけどッッッ!!! え、貴女神ですか……? これからも応援させていただきますッッ!! (2021年2月17日 7時) (レス) id: a3d2b1e1b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のあ。 | 作成日時:2021年2月14日 14時