十三話 ページ15
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｢花｣
いつまで経っても私から離れようとしないナワーブとノートンを追い返し、花の匂いを嗅ぐのに満足したウィラが暗号機を解読しにその場を離れた時、誰かがそう言葉を発した。
…いや、誰かというのは流石に失礼か。
｢…どうしたのボンボン｣
ボンボンは携帯品の効果で咲いた花を一輪手に取ると、またぽつりと ｢花｣ と呟いた。
｢好きなの？花｣
｢…ボンボン、花、送リタカッタ｣
寂しげにそう言う姿はただのロボットには見えなかった。まるで本当に人の心を持った子のようで…。
｢そっか｣
｢ボンボンは優しいからね。
｢…小サイ子、居タ｣
うんうん、そっかそっかと相槌をうつ。
こうやってハンターと話す機会が今まで無かったから、私は
今まではただの敵対関係にある者としか捉えていなかったけれど、ゲームが無ければ普通の友人として仲良くやれたかもしれない。そう考えれるようになった。
｢本当に優しいね、ボンボンは｣
｢…アリガトウ？｣
｢ふふ、どういたしまして｣
正直ボンボンは試合ではトップクラスで会いたくないハンターだったけど、試合がない時はまたこうやって話すのも良いかもしれないな…。
｢…あ、通電した｣
たわいもない会話を繰り返していると時間というものはあっという間に過ぎるもので、気づけば最後の暗号機が解読されてマップ内に大きなサイレンが鳴り響いた。
｢じゃあ、もう行かなきゃ。じゃあねボンボン｣
(花が好きなのか…なら、エマとも仲良くやれるかもしれないな)
私は手を振ってゲートへと向かった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
｢ボンボンってロボットだよね？なら鉄で出来てるよね？なら僕の磁石で引き付けてAと二人っきりに｣
｢やめなさい｣
｢くっそあの鉄クズめぇぇ…！！こうなったら箱でも漁ってカートの本を出せばそれでチビになってアイツのコアに潜むことが出来る。そしておれもAの傍に｣
｢信号銃あったかしら｣
｢俺のAがぁぁ…！｣
｢僕のAがぁぁ…！｣
｢…｣
(Aも本当大変ね……いつも塩対応だけど逆に凄いわ)
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マシロ＿mashiro(プロフ) - 皆さんお久しぶりです。ちょっとずつ更新を再会出来たらなぁと思っているので、またよろしくお願いしますm(*_ _)m (余談ですが、名前をマシロに変更しました) (6月4日 13時) (
レス) @page19 id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
ルイにゃ(プロフ) - 【湖の宝石】さん» ｗｗｗｗお互い頑張りましょう (2022年9月30日 8時) (レス) id: c326ad8a0b (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - ルイにゃさん» コメントありがとうございます！現在かなりの亀更新ですがよろしくお願いします (2022年9月30日 8時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
ルイにゃ(プロフ) - んｗめちゃくちゃ面白いｗｗｗｗｗｗああｗｗｗイベント参加ありがとうございます！更新楽しみです (2022年9月30日 7時) (レス) id: c326ad8a0b (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - まゆさん» お待たせしました！どうなるんでしょうかね〜 (2022年9月19日 19時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
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