転生したら天才な彼から告られるって何事【ブルーロック】

４１話 ページ43

本当は分かってるんだよ······こんな中途半端な気持ちで凪に接するのは失礼だって




でも······






凪「雨」





キミが名前を呼ぶ度に、嬉しくなるんだ

初めは、まあ、キャラだし、イケメンだし······そういう優越感みたいなものかと思ってた





でもね、違ったんだ





凪が名前を呼ぶ度、触れる度、見つめる度、何故だか照れくさくて嬉しくてたまらないんだ








雨「凪······」






鈍すぎるわけじゃないから、わかるよ······













"私も凪が好きなんだ"






いつから好きになってしまったんだろう······キミにだけは恋しないって決めてたのに




￣￣￣￣￣￣￣


雨「·····ってことで助けてくれよ〜」


友達「惚気か」



雨「違ぇよ！真剣に悩んでるわっ！」





だってよ、凪だぜ？顔良し、頭良し、運動良しの天才ぞ？一緒に並べるか？？？


私の相談窓口は友達しかいねえんだ！





友達「付き合っちゃえばいいじゃん」


雨「それを渋ってるんだよ······」





あんなハイスペック少年の彼女がこんな平凡なんて······物語が進んで凪のファンになった人、怒だろ






友達「でもさ、雨ちゃんの返事ずっと待ってるんだ·····よっぽど、好きなんだね。私なら一発で諦めちゃうから」


雨「私も·····諦めないことに驚いてはいるよ」






そんな執着心強かったか？

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