転生したら天才な彼から告られるって何事【ブルーロック】

３８話 ページ40

最近、凪と一緒にいることは減った



まあ·····理由はあの方です





御影「凪！」






うーん、今日も仲良しで何よりです。サッカー部に入ってから凪は練習に行ってるし、帰りも玲王がチャリで乗せてってるし······



寂しいというわけじゃないけど、なんか、この間までずっと一緒にいたから変な感じ···






雨「まあ、いいか」




飲み物買いに来たんだった。自販機、自販機····あった、これ飲むか





凪「雨」


雨「うぎゃッ！？ああっ、違うの押した！！！」






いきなり後ろからでっけえ影が出て、何事かと思ったら耳元で囁くんだよ？ビビらないわけないよね





凪「···驚きすぎ」


雨「驚かした本人のセリフか？ん？」





ていうか、あの人気者の方はどこだ？






凪「久しぶりに話せた」


雨「···そーね、凪くんは最近サッカー頑張ってるから」





買った飲み物の蓋を開けながら、そう返せば凪は普段無表情な顔してるけど、今は拗ねてそうな顔に見えた





凪「雨は寂しくないの？」


雨「さあね、最初の頃に戻ったって感じが強いよ」





凪が私の名前も知らなくて、ただたまに話すぐらいの関係




凪「······そっか。俺は寂しい」



········え？言っちゃいます？？？






雨「···まあ、私も少しだけ·····寂しい、かも」



少し恥ずかしくて顔を逸らしながら言って、すぐさまその場を去った











凪「·····はあ、なんで最後に可愛いこと言っちゃうかな」




好きって気持ちがどんどん強くなるじゃん·····




その場に残された凪はそう思った

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