転生したら天才な彼から告られるって何事【ブルーロック】

２８話 ページ29

凪「俺、結構キミのこと好きかも」


雨「·······は？」






え、好き？いや、友達として········だよね？凪が私を好きなんて、友達としてしかありえないし！







雨「え、ありがとう。私も凪のこと友達として好きだよ」



凪「違うよ。俺は、友達としてじゃない」






そう言って、凪は私の手を握る







凪「一人の女の子として、好き。恋愛対象として雨のことが好きなんだよ」


雨「あ、う」





告白はされたことあれど、まさか友達と思ってた凪が自分のこと好きになると思わないじゃん！？ましてや凪だよ！

そ、それに！





雨「か、顔近いっ」





そんな至近距離で見つめてこないでよ！凪にそう言うけど、遠ざけるどころか近づけてきた





凪「照れてるの？可愛い」



雨「凪、どうしたの！？落ち着いて！」






マジで落ち着いて！というか、私を落ち着かせてっ





雨「·······あの、凪は私の事が好きってこと？友達としてじゃなくて、その、恋愛として」


凪「うん。雨の返事聞いてもいい？」





私の返事··········やっぱり





雨「気持ちは嬉しいよ、ありがとう。でも、凪は私には勿体ないよ·······ごめんね」





彼はこれから成長して、サッカーをしてく。凪は絶対有名になるし、人気者になる。そんな凪は私なんかよりもっと良い人がいっぱいいる。私は凪の隣に立てる人間じゃないんだよ·······







凪「そっか·······でも、俺諦めないよ。雨が思っているよりも、俺本気で好きだから」




予想外の返しに驚くと同時に、好きという言葉にまた顔が熱くなる





凪「雨、覚悟してて」




凪の熱い視線にどうも、また熱を帯びる

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