8.初めての友達 ページ9
久々知兵助は手を離すと笑いかけてきた
勘右衛門「俺も俺も!」
雷蔵「僕もミヤと仲良くなりたいかな」
八左ヱ門「俺も〜!!!!」
仲良くなりたいって······
三郎「知ってるか?忍たまの五年生はみんな仲良しなんだ。だから、ミヤも私たちと仲良くならなければな」
ミヤ「どんな理屈なの!?」
確かに忍たまの五年生はホントに仲良しだよね!他の学年ももちろんだけども!
三郎「ほら、ミヤ。少なくとも私たちはお前がそんなに悪い奴には見えない。むしろ良い奴だ。そんなお前と友達になりたいと考えてる」
そう言って、私をじっと見る鉢屋三郎
三郎「で、お前の気持ちはどうなんだ?」
······私は
ミヤ「······くノ一だけど、仲良くしてくれる?」
少し照れくさくなり目を逸らしながら尋ねると、クスクスと笑う声に少し不貞腐れてしまう
五年生「もちろん!」
······入学して、初めて友達ができたかも
ミヤ「えっと、改めてよろしく。久々知くん」
他の四人の名も呼ぼうとしたが、「下の名前でいい。くんもいらない」と止められた
ミヤ「ゴホンッ。では改めて、兵助、勘右衛門、三郎、雷蔵、八左ヱ門よろしくね」
そう伝えると5人は笑顔でよろしくと返してくれた
その様子を微笑ましそうに乱太郎たちは見つめて、今度こそみんなで食堂に向かった
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作者名:推しが可愛すぎ | 作成日時:2022年11月15日 19時